2017年06月

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    約束が果たされず、御立腹?

    寡黙な男、リオネル・メッシがバルセロナの補強スタイルに大きな不満を抱いているという。

    現在もバルセロナとの契約延長交渉が続いているとされるメッシだが、とどめの判子をいまだに押していない理由はチームの強化方針にあるのかもしれない。スペイン『Diario Gol』はメッシが新契約の話し合いの際、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長から直々に“今夏の大物獲り”を保証されたとしながらも、現時点で獲得が濃厚なのはジェラール・デウロフェウにルーカス・リマ、そしてパウリーニョの3名だけだ。メッシはこれら3名の新戦力候補が、誰1人として現在のバルサの戦力を押し上げるには至らないと考えており、親しい友人らに「これは何かのジョークでしょ?」などと不満を爆発させているという。

    同紙は、メッシの最も欲しい新戦力がパリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティに他ならないと指摘。その契約解除金が1億ユーロを超えるとまで噂される若手プレイメイカーだが、なによりもメッシは会長からの約束が現時点で全く果たされていないことに御立腹の様子だと同メディアは伝えている。

    バルセロナというクラブにおいて年々その影響力を高めているメッシ。もはやクラブは彼の顔色を常にうかがわなければならないというのだろうか。

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    6/28(水) 18:02配信 
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-00010012-theworld-socc

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    最初から上手くいくと考えてはいなかったと思う。

    これまでバルセロナ(スペイン)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)では就任1年目からタイトルを獲得してきた、ジョゼップ・グアルディオラ監督(愛称=ペップ)だが、
    マンチェスター・シティ(イングランド)ではプレミアリーグで優勝したチェルシーに勝ち点15もの大差をつけられて3位にとどまるなど、キャリアで初めてタイトルを1つも取れずにシーズンを終えた。

    バルセロナには、ペップが熟知しているサッカーと選手が揃っていて、必要な材料はすべて手元にあった。バイエルンは違う考え方、違う選手たちに、自らのアイデアを融合させる実験だったが、
    素材はバルセロナ以上だった。何よりもリーガ・エスパニョーラもブンデスリーガも二強リーグにすぎない。ライバル(レアル・マドリード、ドルトムント)を上回れば優勝できるリーグだった。

    プレミアリーグはそうではない。マンチェスター・シティは優勝候補だが、同じ都市にはマンチェスター・ユナイテッドがいて、
    リバプール、アーセナル、チェルシー、トッテナムもタイトルを狙える力を持っている。競争力がこれまでとは全く違うリーグなのだ。

    材料も揃っていなかった。例えば、バイエルンはバルセロナとは異なる考え方とプレースタイルのチームだったが素材はあったので、
    バイエルンの選手たちに新しいアイデアを浸透させることがペップのチャレンジだった。タイ焼きと今川焼きの味はほとんど同じだが、同じ成分でも流し込む型が違えば違う食べ物になるように、
    バルセロナで培われたアイデアをバイエルンに流し込むと、すっかりバイエルン風になっていた。

    具体的には、フィニッシュへのアプローチがバルセロナとは異なる。バルサではめったに使わなかったハイクロスは、バイエルンではメインのアプローチになっていた。
    バイエルンにはアリエン・ロッベン、フランク・リベリーのウイングがいて、本格的CFであるロベルト・レバンドフスキがいる。

    ペップの主な仕事は武器を最大限生かすための筋道をつけることで、確実にウイングが勝負できる状況を作ることだった。
    そのために複数のポジションを動かしながらの複雑なビルドアップを行っていて、それはペップのアイデアなのだが、目的はウイングへのボール供給にほかならない。

    シティにも優秀な選手は揃っていた。ただし、必ずしもペップにとって必要な素材でもなかった。
    ジョー・ハートはイングランド代表のGKだが、足元の技術が要求水準でないためにレンタル移籍させている。

    力はあってもペップの構想とは合わなかったわけだ。DFもペップ流のビルドアップを行うには力不足で、バルセロナやバイエルンではめったに起こらないようなミスが頻発していた。
    ボールを確実に運ぶことはペップにとっては譲れない基礎部分であり、そこが弱かったのだからうまくいくはずがないのだ。来季に向けての大きな補強ポイントだろう。

    フィニッシュに関してはバルサ、バイエルンでそうだったように、武器の生かし方になる。シティのエースはセルヒオ・アグエロ。
    速いウイング(ラヒーム・スターリング、レロイ・サネ)という武器もある。アグエロは空中戦に強いタイプではないので、メインのアプローチはロークロスだ。

    ただ、バルサ時代のリオネル・メッシやバイエルン時代のトーマス・ミュラー、レバンドフスキと比べるとゴールゲッターが弱い。
    ガブリエル・ジェズスをシーズン途中に補強したものの、負傷であまり使えなかった。

    すべて揃っていたバルサ、素材はあったバイエルンとは異なり、シティでは素材の見極めから始めなければならなかった。
    補強によって素材を揃える2年目が実質的なスタートと見ていいのではないか。

    (文・西部謙司)

    写真
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    AERA 6/28(水) 16:00配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170628-00000021-sasahi-socc

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    「値段のないスタジアム」平均1人812円支払い 集客に効果、第2弾準備 サガン鳥栖
    6/29(木) 10:28配信

    サッカー・J1サガン鳥栖が、本拠地ベストアメニティスタジアム(佐賀県鳥栖市)で5月27日に行った
    集客イベント「値段のないスタジアム」の結果を公表した。
    試合の満足度に応じて観戦料を後払いしてもらう企画で、1人当たりの平均支払額は812円だった。

    イベントはJ1クラブでは初の試み。A自由席など4券種(前売り2千円~3700円)の席が対象で、
    5620人が利用し、出口に設置された料金箱には456万8215円が集まった。

    この日はコンサドーレ札幌戦で、年間パスポートの利用者らを含めて1万4416人が来場。
    ドイツ1部・Eフランクフルトへの移籍が決まったMF鎌田大地選手がゴールを決め、鳥栖が1-0で勝利した。

    平均支払額は通常料金に大きく及ばなかったものの、クラブは集客面で一定の効果があったと評価。
    第2弾の企画も既に準備している。

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    6/29(木) 10:28配信 佐賀新聞
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00010001-saga-socc

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    6/29(木) 7:08配信
    スポニチアネックス

    84~85年にレバークーゼンのセカンドチームに所属していたJ2名古屋の風間八宏監督

     ドイツ1部のレバークーゼンが、日本代表DF長友佑都(30=インテル・ミラノ)の獲得に向け、本格的に動いていることが28日までに分かった。左右のサイドバックをこなす長友を高く評価し、復活を目指すチームの軸として獲得を熱望しているという。インテルとは契約をあと2年残している長友だが、来季は18年W杯を控える大事なシーズンとなるだけに、その決断に注目が集まる。

     長友にドイツの古豪から熱烈なラブコールが届いていることが判明した。イタリアの関係者によれば「前から興味を持っていた」レバークーゼンが長友獲得に向け移籍金を準備。インテルの元には既に正式オファーが届いているという。

     レバークーゼンは1904年創設の古豪。リーグタイトルこそないものの、87~88年シーズンにUEFA杯(現欧州リーグ)を制覇した実績を持つ。ただ、今季はリーグ戦で14季ぶりの2桁順位となる12位で終了し、欧州カップ戦の出場権を逃した。

     サイドバックには、現在開催中のコンフェデ杯にも出場したドイツ代表DFヘンリヒス(20)、ブラジル人DFウェンデウ(23)らが在籍。ただ、いずれも若く粗削りのため、経験豊富なサイドバックを探している中、セリエA175試合出場を誇る長友に白羽の矢が立った。スポーツディレクターを務める元ドイツ代表FWフェラー氏は、かねて長友を高く評価しており、イタリア語が流ちょうなことから、既にインテルと何度も連絡を取り合っているという。

     長友とインテルの契約は2019年6月末まで。イタリアの地元紙では来季監督に就任するスパレッティ氏から厳しい評価を下されているとも報じられている。それでも長友はこれまで悔しさをばねに激しいポジション争いを勝ち抜いてきた実績を持つ。15年12月には「インテルを愛している」と話したが、依然としてチームへの愛着も強い。ただ、来季は18年W杯ロシア大会を控える大事なシーズン。最近でも、プレミアリーグのエバートン、QPRなどが興味を示していると報じられており今後も他クラブからオファーが舞い込む可能性もある。

     残留か、移籍か。24日に妻で女優の平愛梨と挙式・披露宴を行ったばかりの長友の、決断に注目が集まる。

     ▽レバークーゼン 本拠地はドイツ西部レバークーゼン。製薬会社バイエルの社員によって1904年に創設され、現在も同社が親会社。1979~80年の初昇格以来、降格することなくブンデスリーガ(ドイツ1部)に所属し、最高成績は準優勝(5回)。今季は12位で14季ぶりの2桁順位に終わった。

     主なタイトルはドイツ杯優勝(92~93年)、UEFA杯(現欧州リーグ)優勝(87~88年)、欧州CL準優勝(01~02年)。ホームスタジアムはバイアレーナ(3万210人収容)。日本人選手はMF細貝萌(現J1柏)が12~13年にプレー。MF風間八宏(現J2名古屋監督)は84~85年にセカンドチームに所属。

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    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000070-spnannex-socc

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    日本代表MF香川真司が所属するドルトムントで不動の得点源として君臨するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンだが、この世界屈指の俊足ストライカーが“爆買い”によって中国超級リーグの天津権健との契約が間近になったと、英紙「ザ・サン」が報じている。


     オーバメヤンは今季のブンデスリーガで31ゴールを挙げ、自身初の得点王を獲得。その圧倒的なスピードと決定力はレアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといった各国メガクラブが注目していた。しかしオーバメヤンが選んだ新天地は、極東の中国だと同紙は伝えている。

     それぞれ同紙とドイツ紙「ビルト」の情報によると、移籍金は7100万ポンド(約102億円)、オーバメヤンに入る週給は50万ポンド(約7200万円)が提示された模様だ。当初は中国リーグの“爆買い抑制策”によって移籍は困難と見られたが、野心的な天津権健はクラブを別のレベルに引き上げる存在として、ビッグオファーを出した。これをオーバメヤン側も受けると見られている。

     今夏の移籍市場では中国超級リーグの各クラブからの動きは鳴りを潜めていたが、天津権健は日本代表FW大迫勇也が所属するケルンで得点を量産したFWアントニー・モデストもターゲットにしている。新たな“爆買いの都”として天津が名を挙げるのか――。注目度はさらに増しそうだ。

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    6/28(水) 20:17配信 
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170628-00010014-soccermzw-socc

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     インテルミラノのスパレッティ監督は、在籍選手を「合格」「保留」「落第」の3つのリストを作り、日本代表DF長友佑都(30)は「落第」に入ったと、イタリアメディアのカルチョ・メルカート・ドットコムが報じた。

    【写真】インテルミラノ、前ローマのスパレッティ監督就任

     同サイトによると「合格」は残留、「保留」は放出できなければ残留、「落第」は戦力外だという。落第は長友、MFブロゾビッチ、MFバネガ、MFコンドグビア、DFアンサルディ、MFメデル、FWヨベティッチの7人。

     保留はGKハンダノビッチ、MFマリオの2人だと報じた。

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    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-01846258-nksports-socc

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    6/28(水) 16:12配信

    “ミランの10番”として本田圭佑は「マイナー」、チャルハノールは「相応しい」と伊メディア&ファン

    本田(右)の退団で「ミランの10番」は空位に。チャルハノール(左)はその後継者になるのか? (C)Getty Images
    ファンのアンケートでは82%がチャルハノールを支持。

     2016-17シーズンをもってミランを退団する日本代表MFの本田圭佑は、残念ながらイタリアの名門で高い評価を得られなかった。伝統のナンバー10を背負っていたこともその一因だろう。
     
     ミランの10番といえば、古くはニルス・リードホルムやジャンニ・リベーラ、シルビオ・ベルルスコーニ時代の黄金期もルート・フリットやデヤン・サビチェビッチ、ズボニミール・ボバン、マヌエル・ルイ・コスタ、クラレンス・セードルフといった錚々たるレジェンドが纏ってきた番号だ。
     
     だが、創設118年という長い歴史を持つミランだけに、すべての背番号10が輝いてきたわけではない。例えば、イタリア『カルチョメルカート・コム』は本田とともに、ロベルト・アントネッリ、ヴィニシオ・ヴェルザ、アルベリゴ・エバーニ、ケビン=プリンス・ボアテング(現ラス・パルマス)といった選手たちの名前を挙げて、ミランの10番としては「マイナーな選手たち」と評している。
     
     近年の低迷に心を痛めてきたミランのサポーターは、ベルルスコーニがクラブを手放し、中国資本の新経営陣が誕生したことで、2017-18シーズンの復活を望んでいる。当然、本田の後継者となる新たな背番号10への期待も大きい。
     
     その候補のひとりが、ミランが獲得に動いているレバークーゼンのハカン・チャルハノールだ。イタリア・メディアは現地時間6月27日、トルコ代表MFの獲得をクラブが楽観していると報じた。
     
     すでにチャルハノールとは個人合意したミランは、『スカイ・スポーツ』によるとレバークーゼンにボーナス別の1500万ユーロ(約18億円)を提示。レバークーゼンは当初の3000万ユーロ(約36億円)から要求額を下げており、最終的にミランはボーナス込みの2000万ユーロ(約24億円)での決着を望んでいるという。
     
     攻撃の複数ポジションをこなせる多才ぶりや、「FKの魔術師」と言われるプレースキックの精度の高さを誇るチャルハノールは、レバークーゼンで10番を背負ってきた。「ミランでもエースナンバーに値するプレーヤーか?」というカルチョメルカート・コムのアンケートでは、2500名以上のユーザーのうち、82%が「イエス」と回答している。
     
     実際にミランがチャルハノールを獲得し、背番号10を託すかどうかはまだ分からない。ただ、サポーターが期待を寄せていることは確かなようだ。

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    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170628-00027281-sdigestw-socc

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    ADOデン・ハーグに所属するFWハーフナー・マイクは、退団し帰国することが濃厚になったようだ。

    ハーフナーは2016-17シーズン、9ゴールを挙げてチーム内得点王となった。しかし、ジェフリー・ファン・アスディレクターは『FOXスポーツ』で「今すぐ帰国することがマイクの望みだ」と話して退団が決定的であることを認めた。

    ハーフナーの移籍先候補の最右翼に挙がっているのがヴィッセル神戸。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ加入も決まっているクラブは、間もなく長身ストライカー加入を発表することになるようだ。

    オランダのジャーナリストも同様にJリーグ復帰が近いことを認め、『Algemeen Dagblad』のヴィッツェ・ディクストラ氏は「退団は時間の問題だ。トルコのトラブゾンスポルもレースに出るだろうが、ハーフナーはヴィッセル神戸に加わりたいだろう」と予想する。

    『Omroep West』のジム・ファン・デル・デイジ氏も「ハーフナーは退団する。ヴィッセル神戸とデン・ハーグは合意に近づいている。ハーフナーはすでに何人かには退団することを明かしている」と説明している。

    ハーフナーは横浜F・マリノスでプロデビュー。その後はアビスパ福岡、サガン鳥栖、ヴァンフォーレ甲府でプレーし、2011年までJリーグで活躍。ヴィッセル神戸移籍が決まれば、6年ぶりに日本の舞台へ帰ってくることになる。

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    GOAL6/28(水) 7:48配信 
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-00000037-goal-socc

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    21日に行われたサッカー天皇杯2回戦では、J1のチームが下位のカテゴリーで戦うチームに敗れる番狂わせが相次いだ。

    仙台は関東大学1部の筑波大学に2-3で、札幌は福島県1部のいわきFCに2-5で、
    甲府はアマチュアトップのカテゴリーである日本フットボールリーグ(JFL)のヴァンラーレ八戸に0-1で、FC東京はJ3のAC長野パルセイロにPK戦の末、敗れた。

    今大会のポスターには人気サッカーマンガ『GIANT KILLING』のイラストと作中のセリフ
    「これはお前達のジャイアントキリングの始まりだぜ」がコピーに使われているが、その通りの出来事が起こったのだ。

    ● 意外性が見どころのひとつ 天皇杯で番狂わせ続出

    また、勝ちはしたもののJ1のチームが格下のチームに苦戦するケースが少なくなかった。現在J1リーグの首位を走る柏は、JFLのブリオベッカ浦安に1-0で辛勝、
    磐田もJFLのHonda FCにPK戦でやっと勝った。浦和はJ3のグルージャ盛岡に3-2と詰め寄られたし、新潟は関西1部のバンディオンセ加古川に、広島はJ3の鹿児島ユナイテッドに1点差の苦戦を強いられた。

    4月から始まった天皇杯本大会には88チームが出場。その内訳はプロのJ1・18チーム、J2・22チームの計40チームに、
    47都道府県の代表とアマチュア王者(JFL優勝=Honda FC)の48チームだ。47都道府県代表にはプロとアマチュアの選手が混在するJ3、アマチュアのJFL、地域リーグ、都道府県リーグのチーム、大学のチームが含まれる。

    この48チームが4月下旬の1回戦を戦い、勝ち残った24チームとJ1、J2のチーム(計64チーム)で2回戦が行われた。ここでカテゴリーを超えた波乱や接戦が見られたわけだ。

    天皇杯はこうした意外性が見どころのひとつといえる。そもそもサッカーはロースコアのゲームで、選手個々の能力だけでなく、
    監督の戦術やチーム内の意志統一などで勝利を拾えることがある。また、天皇杯は国内サッカーの3大タイトルのひとつであり、J1チームも獲得したい栄冠ではあるが、そのために全力を尽くせない事情がある。


    ● 全力で当たれないJ1の事情 思い切ったプレーを仕掛ける格下チーム

    ファン・サポーターが注目するのは、1シーズンの長丁場で実力が順位として示されるリーグ戦だ。J1リーグ戦は17日と18日に第15節が行われており、
    中3日ないし中2日で天皇杯2回戦を迎えることになった。リーグ戦を重視すれば、ここでレギュラー組に無理をさせるわけにはいかない。

    そこでJ1の多くのチームが、リーグ戦のスタメンには名を連ねない控え選手で2回戦に臨んだ。天皇杯2回戦で格下チームに苦杯を喫したJ1チームのスタメンを見ると、
    リーグ戦第15節で先発出場した選手は仙台が2人、札幌は1人、FC東京と甲府はゼロ。ほぼスタメン総入れ替え状態で戦い、敗れたわけだ。

    リーグ戦のスタメンから外れているとはいえ、J1クラブと契約を交わしているのは相当な能力の持ち主。そのレベルの選手が顔を揃えているのだから試合の多く時間帯を支配することになる。
    だが、そのようにして組まれたメンバーはコンビネーションが練られてはおらず、なかなかゴールには結びつかない。

    一方、対戦するチームは“負けてもともと”という気持ちで、思い切ったプレーを仕掛けてくる。もちろんベストメンバーを組み、相手のJ1チームの弱点などもしっかり研究したうえで試合に臨む。
    守りを固め、相手に攻めさせておいてカウンターを狙うとか、強引なドリブル突破を試みるとか、J1同士の試合ではあまり見られない戦い方で格上の相手を慌てさせるのだ。

    そしてもしJ1チームを破ることができれば、選手にとって大きな自信になるし、応援に駆けつけた熱心なサポーターは狂喜する。JFLや地域リーグに所属するクラブの多くはJリーグ入りを目標としている。
    この勝利をきっかけにサポーターは増えるだろうし、新たなスポンサーがつくかもしれない。

    Jリーグ入りへの好循環をクラブにもたらす勝利になるのだ。選手個々にしても勝利に貢献する好プレーを見せれば、J1・J2のクラブに個人昇格する可能性も出てくる。

    >>2以降につづく

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    6/27(火) 6:00配信 ダイヤモンド
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170627-00133224-diamond-soci&p=1

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    Jリーグ中西理事が部下の女性を長期セクハラで辞任

     Jリーグの幹部が、部下の女性をセクハラ(性的嫌がらせ)したことが27日、明らかになった。

     Jリーグ・ナンバー3に当たる中西大介常務理事(51)が、長期間にわたってJリーグ事務局に勤務している女性社員を性的に苦しめたもので、同常務はその責任を取ってこの日、辞任した。

     被害を受けた女性社員がこのほど、弁護士に相談して村井満チェアマン(57)らJリーグ側に伝わった。
     「申し訳ございません」と謝った同チェアマンは「セクハラ、パワハラ、差別などの行為に対して、Jリーグは厳しい基準を持って対処していく」と話した。

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    日刊スポーツ [2017年6月27日17時49分]
    https://www.nikkansports.com/soccer/news/1846675.html

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