プレミアリーグ

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    選手と監督が起用法を巡って争うことは日常茶飯事だが、
    マンチェスター・シティに所属するヤヤ・トゥレの場合は少し事情が異なる。

    このコートジボワール代表MFはかつて名門バルセロナでペップ・グアルディオラと共に仕事をしていた。

    もちろん彼らの間柄が最高に理想的な師弟関係だったかは定かでないが、
    ヤヤの居場所がカタルーニャから無くなってしまったのは、紛れもなくペップの決断によるものだ。

    そしてこの出来事を未だに引きずっているのが、ヤヤではなく代理人のディミトリ・セルク氏である。
    スペイン『SPORT』はペップの粗探しに明け暮れる同氏のコメントを伝えた。

    「ヤヤが2010年にバルサを離れてシティへと向かった時、ペップは彼に『あんなクソな所へ行くのか?』と言ったんだ。
    今、ペップ・グアルディオラはそのクソなチームで監督を務めている」

    6年前のペップが“放ったとされる”発言以上に、代理人によるこの暴露の方がヤヤにとっては致命傷になりかねない。
    英『Daily STAR』によるとヤヤが一連の騒動の主人公となっているセルク氏に呆れ、
    ただちに自らのボスへの口撃を止めるように叱りつけたという。

    今後、本来であれば優秀なはずのコートジボワール人にペップ政権下で出場機会が与えられるかは分からないが、
    どうやらヤヤの敵は身内に居ると言わざるを得ないだろう。

    theWORLD(ザ・ワールド) 9月23日(金)16時0分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00010014-theworld-socc

    写真
    no title

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160923-00000016-ism-000-1-view

    マンチェスターU(イングランド)の主将FWウェイン・ルーニーが、自身への批判について「くだらない」と意に介さない様子を見せた。

     プレミアリーグで開幕戦以来ゴールから遠ざかり、現地時間21日(以下現地時間)に行なわれたノーザンプトン(3部)とのリーグカップ3回戦でも、フル出場ながら無得点に終わったルーニー。ズラタン・イブラヒモヴィッチやマーカス・ラッシュフォードの方が好パフォーマンスを見せているとあって、先発から外すべきとの声が挙がっている。

     マンUは今月10日のマンチェスターダービーを皮切りに公式戦3連敗を喫し、ノーザンプトン戦で4試合ぶりに白星を手にした。チームが不調のなかメディアから集中砲火を浴びていたルーニーは、クラブ公式チャンネル『MUTV』で、「それがサッカーというものだと思っている。僕らは3試合連続で勝てなかったから、誰もがそれについて話す。酷い1週間、いや8日間だった。でも今は、僕らがそこから立ち直ったということが重要だ」と、結果が出ていない時期に酷評されるのは当然との見解を示した。

     自身のパフォーマンスについての声には、「キャリアを通じて色々と言われてきたと思う。最近は特にね。でも、それがサッカーだ。僕は監督やチームメイト、周囲の人の話には耳を傾けるけど、外野の言うことは聞き流す。くだらないことばかりだからね」と話すと、「集中して努力しなければいけない。もちろん、これまでもずっとそうしてきた。僕は懸命に努力し、チームのために全力を尽くそうとしてきた」と、メディア等の批判は取るに足らないものだと述べている。

     リーグカップ4回戦へ駒を進めたマンUは、抽選の結果次ラウンドでマンチェスターCと対戦することが決定した。ルーニーは「僕個人の意見では、完璧なドロー(抽選)だ。プレミアの結果(1対2で黒星)を考えれば、僕らにとってはリベンジのチャンス。素晴らしい雰囲気になるだろう。7、8000人のシティファンもここに来るだろうし、それがより一層良い雰囲気を作り上げると思う。(本拠地)オールド・トラフォードでのカップ戦でシティと当たるというのは、パーフェクトな抽選結果だ」とリーグカップでのダービーマッチ実現を喜んでいる。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000016-ism-socc

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160921-00000015-goal-000-2-view

    機能不全なシステム、状況を打破するアイデアもなければ、怖さもない。ポルトガル人指揮官の元、開幕3連勝を果たしたマンチェスター・Uの勢いはすでに帳消しに……。現地記者がユナイテッドの現状を切る。

    ■スタートダッシュは遠い過去

    因縁の相手であるジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティにホームで敗れてから、フェイエノールト戦、ワトフォード戦でも苦杯をなめ、公式戦3連敗となったモウ・ユナイテッド。開幕3連勝のスタートダッシュは今や遠い過去になっている。

    デイヴィッド・モイーズやルイス・ファン・ハールといった前任者たちの過去3シーズンにわたる失敗や、ジョゼ・モウリーニョの元で低空飛行に終始した昨シーズンのチェルシーが頭をよぎり、“スペシャル・ワン政権の失敗”を予測する者が増えてきた。

    果たして、ユナイテッドは再び立ち上がり、成功への道を歩むことができるのだろうか?

    ■最悪だったワトフォード戦、モウリーニョの審判団への善戦も功を奏せず

    マイケル・オリバーが挙げた先制点に先駆けたミゲル・ブリトスのアントニー・マルシャルへのタックルがファールだったのか否かを議論する以前に、90分間を通してユナイテッドはお世辞にもチームとして機能しているとは言えなかった。

    ワルテル・マッツァーリ監督率いるワトフォードが状況に応じて柔軟に布陣を変え、必要なアクションを起こしていたのに対し、頭数だけ揃ったユナイテッドの高給取りたちは何のインパクトも残すことができなかった。

    例えばフアン・スニガに許した逆転ゴールのシーンを見てみよう。ユナイテッドは途中出場したスニガを誰がマークするのか明確にせず、なんとなくプレーを始めていた。その矢先に逆転ゴールを食らい、チームの意思疎通がうまく取れていないことを露呈した。

    それに比べると長年タッグと組んでいるモウリーニョとルイ・ファリアのチームワークは大したもので、試合を通じて第4審判を務めたスチュアート・アトウェルにプレスをかけ続けていた。もっとも、試合を好転させるほど効果的なものではなかったのだが。

    同日、別会場でボーンマスを退けたばかりのシティのグアルディオラに、「ボーンマスが今シーズン戦った相手の中でベストチームだった」とコメントされ、暗に批判されたことを含め、ユナイテッドにとって記憶から消し去りたい1日になったことは間違いない。

    ■お荷物になっているウェイン・ルーニー

    8900万ポンド(約120億円)で獲得したポール・ポグバの唯一の見せどころが、前半に放った惜しいシュート1本だけなのもいただけないが、さらに深刻なのは新指揮官からの信頼を裏切り続けて醜いプレーに終始しているウェイン・ルーニーだ。

    度々ボールをロストしては試合から消え、見かねたモウリーニョからは何度もプレスに参加するように激しく叱咤された。さらに同点弾に繋がったズラタン・イブラヒモビッチのように素早く前線へボールを運ぶでもなく、マーカス・ラッシュフォードのように裏へ抜け出すわけでもなく、効果的な動きも皆無だった。

    クラブのレジェンドに対して敬意を払って可能の限り柔らかい表現を用いるとしても、「ベンチに落とすべき」という声が日に日に強まっていることは目の背けようのない現実である。

    ■唯一の好材料はラッシュフォード

    残念なパフォーマンスに終始しているここ数戦のユナイテッドから希望の光を探し出すとすれば、ラッシュフォードだろう。

    昨シーズン、すい星のように現れたワンダーボーイは今シーズン開幕当初、ベンチが定位置となっていた。

    しかし、ハル・シティ戦に途中出場してゴールを決めて期待に応えると、スタメン出場したワトフォード戦では同点弾を決めて見せた。

    見慣れた光景になりつつある不甲斐ないユナイテッドの中で唯一の光となり、レッドデビルズを窮地から救い出す気配を見せている。

    前線でのイブラヒモビッチとの相性も悪くないだけに、彼がこれからどれだけ輝けるかが今シーズンのユナイテッドの(少なくとも序盤戦の)生命線になってくる、といっても決して過言ではないだろう。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000015-goal-socc

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160921-00010003-footballc-000-8-view

    ライバルに差をつけろ

    ひたむきに信じ続けることで、道は自ずと開けてくるだろう。レスターに所属する日本代表FW岡崎慎司が20日、EFLカップ3回戦のチェルシー戦に先発出場を果たし、2-4と敗れたものの、見事2ゴールを挙げている。

    チェルシー守備陣による軽率なミスを彼は見逃さない。1点目はヘディングで、そして2点目は右足で隙を突くシュートを放った岡崎だが、そのいずれもゴールラインをわずかに超えたところでチェルシーの選手によってクリアされており、崖っぷちの男による2ゴールでネットが揺れることはなかった。

    しかし、最も重要なイタリア人指揮官のハートは大いに揺れている。試合後、クラウディオ・ラニエリ監督は次のように語った。同クラブ公式サイトが伝えている。

    「2-0としたところまではハッピーだったよ。スタートは良かった。その後、チェルシーは徐々にボールを支配していったね。当然のことだ。でも我々はシンジの2ゴールによってとてもスマートでクレバーだった。彼は2度の戦いを制した。最初はダビド・ルイスと、そして次はGKとだ」

    「シンジはとても強い意志を持っていた。素晴らしいことだよ。だってシンジはウジョアと出場機会を巡って激しく争っているからね」

    レオナルド・ウジョアと岡崎は昨季より熾烈なポジション争いを繰り広げてきた。もちろん今季は彼以外にもイスラム・スリマニやアーメド・ムサといった新戦力が加わっているものの、少しずつラニエリからの信頼を取り戻していく必要がありそうだ。

    theWORLD(ザ・ワールド) 9月21日 12時38分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00010014-thewo
    rld-socc


    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160921-00010003-footballc-000-8-view

    岡崎、得意の“泥臭い”2ゴール! レスター先制もチェルシーが大逆転でリーグ杯4回戦進出

    【レスター・シティ 2-4 チェルシー キャピタル・ワン・カップ 第3回戦】

    イングランド・キャピタル・ワン・カップ第3回戦が現地時間の20日に開催され、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでチェルシーと対戦した。
    岡崎が自らのスタイルを示す泥臭い2ゴールを決めたものの、チェルシーが延長戦の末に逆転勝利を収めている。

    チャンピオンズリーグ初戦ではベンチ外となり、前節のプレミアリーグ・バーンリー戦では出番なしに終わった岡崎。
    しかし、この日は強豪チェルシー相手に先発出場を果たす。

    すると17分、岡崎がクラウディオ・ラニエリ監督の期待に応える。
    右サイドからのクロスにヘディングで飛び込むも、ここは届かず一旦はボールを相手DFにクリアされる。しかし、これを再びヘディングで詰めてゴールに押し込んだ。

    さらに34分、岡崎が爆発する。相手クリアボールをキングが拾うと、このこぼれ球を岡崎が胸トラップで拾いDFダビド・ルイスのブロックを振り切り押し込んだ。
    先制点に続き岡崎らしい泥臭くゴールに押し込んだ形で追加点を奪う

    しかし、アントニオ・コンテ新監督のチェルシーも反撃する。
    前半アディショナルタイムにケーヒルのゴールで1点を返してハーフタイムを迎えると、49分にはDFアスピリクエタのゴールで同点に追いつく。

    75分にはラニエリ監督は岡崎に替えてFWウジョアを投入。
    しかし、89分にはボシレフスキが2枚目のイエローカードで退場しレスターは10人になってしまう。
    そのまま2-2で90分が終了し延長戦へ突入する。

    すると延長前半の92分、チェルシーが逆転ゴールを叩き込む。
    MFセスクが前線へと飛び出し、ゴール左隅へとシュートを突き刺した。さらに続く94分には再びセスクが追加点を奪い勝負あり。
    チェルシーが2点のリードを奪われながらも逆転勝利で4回戦進出を決めた。

    【得点者】
    17分 1-0 岡崎(レスター)
    34分 2-0 岡崎(レスター)
    45分 2-1 ケーヒル(チェルシー)
    49分 2-2 アスピリクエタ(チェルシー)
    92分 2-3 セスク(チェルシー)
    94分 2-4 セスク(チェルシー)

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160921-00010003-footballc-socc
    フットボールチャンネル 9月21日(水)6時16分配信

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160919-00000012-goal-000-2-view

    マンチェスター・シティMFイルカイ・ギュンドアンは、新クラブで上々なスタートを切っている。シティでの公式戦2試合目となったプレミアリーグ第5節ボーンマス戦でゴールを決めたドイツ代表MFは、チームの好調ぶりや名将たちの違いについて語った。

    ボルシア・ドルトムントからシティへとわたったギュンドアンは、先週のチャンピオンズリーグ(CL)ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦でデビューを飾り、続くボーンマス戦ではチーム4点目を決めた。

    ギュンドアンは、新天地で好パフォーマンスを披露できていることに満足している様子だ。イギリス『エクスプレス』が、背番号8のコメントを伝えている。

    「チームにこれほどのクオリティーがあって、本当にハッピーだね。でも今までの印象だと、僕たちはフレキシブルに戦っていく必要があるだろう。ここでは、30分間も同じ役割を務めることにならない。常にそれを変えていくんだ」

    ドルトムントでは、ユルゲン・クロップ現リヴァプール監督の下で4年間にわたりプレーしたギュンドアン。同指揮官とグアルディオラ監督との違いについては、次のように語った。

    「2人ともワールドクラスの監督で、それぞれ特有のクオリティーを有する。ユルゲンのほうがもっと感情的、と言うのはフェアではないかもしれないが、彼がサイドラインで一瞬一瞬を噛みしめている姿を見れば、ドルトムントが彼の下でなぜあれほどの成功を手にしたのか理解できると思う」

    「ペップも彼と同じくらい情熱的だが、雰囲気が違うね。彼はどちらかと言えば、試合を読み、想像できる限りの状況を予想し、それへの備えを怠らない天才だ。彼は僕たちにどうやってスペースを生み出し、解決策を見つけるのか教えてくれるんだよ。彼のような監督はほかにはいないし、おそらく世界最高の監督だね」

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160919-00000012-goal-socc

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160920-00495440-soccerk-000-1-view

    20日に行われるフットボールリーグ・カップ(EFLカップ)3回戦で、日本代表FW岡崎慎司のレスターとチェルシーが対戦する。

     昨シーズンのプレミアリーグ王者と3回戦で早くも対戦することとなったチェルシー。アントニオ・コンテ監督が同試合に向けてチーム状況と抱負を語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

     チェルシーは16日、プレミアリーグ第5節でリヴァプールと対戦し、1-2で敗れて今シーズン初黒星を喫した。コンテ監督は「リヴァプールに負けたことは残念だった。だが、練習では良い集中力を感じ取ることができるし、選手たちは良い方向へ向かっている」とチームの現状に手応えを示している。

     そしてコンテ監督は「レスターとの試合は大一番だ。しっかりと準備を進めているよ」と話し、「細部への注意を怠った場合、それが勝敗をわけることになる。今回(リヴァプール戦)が良い例だ。(スコアを)0-2とされてしまうと引き分け(に持ち込むこと)も難しくなる。良いリアクションで1点を返して同点弾にも近づいたけど、時すでに遅しだったね」と、選手たちに細心の注意を促していた。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160920-00495440-soccerk-socc

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160920-00495410-soccerk-000-1-view

    エヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、クラブと新たな長期契約を結ぶ可能性が浮上した。18日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

     ルカクは今夏、移籍願望を明言し複数のクラブから関心が寄せられていたが、最終的にはエヴァートン残留を決断。今シーズンはプレミアリーグ第5節を終えた時点で4ゴールをマークし、チームも4勝1敗でマンチェスター・Cに次いで2位に付けるなど好調を維持している。

     代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、ルカクが残留した背景や、同選手の今後についてコメントした。それによれば、ルカクは来シーズン以降もエヴァートンに留まる可能性があるという。ライオラ氏は「話し合っているところだ。残留する可能性はあるよ」とコメントしており、一時は退団が確実視されていたルカクが今後もエヴァートンでプレーし続ける可能性を示唆した。

     今夏移籍が噂されていたことに関しては「ユヴェントスと交渉したけど、イタリアに彼を雇う余裕があるクラブはないよ。イングランド以外で現実的なのは、パリ・サンジェルマン、バイエルン、バルセロナ、レアル・マドリードくらいだろう」と、移籍先になり得るクラブを明確にしている。

     現在23歳のルカクは、ベルギーの強豪アンデルレヒトでプロデビューを飾った。2011年8月に加入したチェルシーではインパクトを残せなかったが、レンタル先のウェスト・ブロムウィッチでゴールを量産し注目を集め、2013-14シーズンからはエヴァートンのエースとして活躍し3年連続で2ケタ得点を記録している。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160920-00495410-soccerk-socc

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    201609150001-spnavi_2016091500005_view
     
    現地時間9月14日、初めてのチャンピオンズリーグ(CL)の試合でクラブ・ブルージュを3−0という大差で破ったのだから、レスターにとっては歴史的な夜になった。しかし、岡崎慎司は遠征にこそ帯同したものの、まさかのベンチ外となった。

    「落胆しました」と岡崎は正直な胸の内を語る。

    「自分はCLに出たくてヨーロッパに来たわけじゃない。ヨーロッパに来てから、CLに出ないのは損だと思いました。自分が経験していないのは、もうCLぐらいだと思うんです。

    やっぱり先発で出てあのアンセムを聴きたい。本当に一般人のようなミーハー心もあります。長谷部(誠)さん、(香川)真司、ウッチー(内田篤人)……。

    ヨーロッパで長いことプレーしているのに、CLに出てないのは俺ぐらいになっている。この経験はなかなかできないと思ったら、まさかのスタメン落ちでした。CLを生で観戦したのも初めてです。それはそれで良い経験ですけれど、思っていたのと全然違うなあと思いました」

     初めて見るCL。それは岡崎にどう映ったのだろう。

    「スタンドから見たら全然楽しくなかったです。やっぱり、あそこにいるから楽しいんだと思う。そんな複雑な思いもありながら、一気に良い経験をしたなという感じです。今まで、ここまで一気に突き落されたという経験はなかったです」

    ■再認識したラニエリ監督から求められる自らの役割

     岡崎が先発落ちを知らされたのは試合当日、キックオフ2時間余り前のことだった。昨季のプレミアリーグチャンピオンのレスターだが、今季はリーグ戦で1勝1分け2敗と調子が上がらず、メンバーを変える時期かもしれなかった。それでも岡崎は「最悪でもベンチかな」と思っていた。それだけにせっかくのひのき舞台を目前にベンチ外となったのは、岡崎にとって辛いことだった。

     今回のスタメン落ちで、岡崎はクラウディオ・ラニエリ監督からどう思われているかを再認識したという。

    「自分がリバプール戦(10日、1−4)でロングシュートを打ったんですけれど、監督からは『お前はシュートを打つな。昨シーズンはあそこでパスを出して、余計なことをしなかった』と言われた。

    俺はもっと点を取りたいという欲があります。でも監督は現状維持でいいと感じていると思います。ベンチ外にされたというのは、自分が悪いというよりは、監督の意志だと思うんです。 
     
    僕はそこに立ち向かわないといけない。結果を出して、やっぱり岡崎を使わなければと思わせないといけない。それを再認識させられました」

     昨季、レスターの優勝に貢献した岡崎だが、ハードワークを評価されることより、ゴール数が伸びなかったことを悔しがっていた。それだけに“ゴール”への思いは強い。一方で、ラニエリ監督は、岡崎のFWながらチームへの献身性が高い動きを評価していることが今回あらためてはっきりした。

    「(チームへの貢献性を評価されていることに対して)それはあると思うけれど、みんな(チームメート)は一選手なので、俺の気持ちも分かってくれている。それは普通だと思う。監督が求めていることと、選手が求めていることは違いますから。僕は監督が求めていることをやりながら、自分が求めていることをやっていきます。 

    俺が結果を出した時は『ホラ見てくれよ』というのが言える。それは日本代表でも一緒です。(9月6日のワールドカップ・アジア最終予選)タイ戦でも、使われず終わりました。でも、使ってくれたら俺は点を取りますよというのがFWだと思います。自分はそこを頑張りたいです」

    http://m.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201609150001-spnavi

    続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    20160914-00010029-footballc-000-2-view

    元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏は、リバプールが昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝で敗れた原因はユルゲン・クロップ監督の戦術にあったと指摘している。14日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

     昨シーズン途中からリバプールを率い始めたクロップ監督は、就任1年目にしてチームをEL決勝にまで導いた。だが決勝では前半にFWダニエル・スタリッジのゴールで先制しながらも後半に3点を奪われ、前年まで大会2連覇中だったセビージャに3連覇を許す結果に終わっている。

     クロップ監督の戦術の代名詞である積極的なプレッシングへの固執が、セビージャの逆転に繋がったとファーガソン氏は考えているようだ。欧州サッカー連盟(UEFA)のテクニカルアドバイザーを務める同氏は、UEFAのELテクニカルレポートの中で次のように述べた。

    「前半のセビージャはリバプールのタックルや思い切りの良いプレーに苦しんでいたが、後半のリバプールはエネルギーがなくなってしまい、ボールに到達することができなかった。中盤のスペースはより大きくなった。私は、シーズンを通してボールへのプレスを続けられるチームを見たことがない」

     それでもファーガソン氏は、熱狂的なサポーターを持つリバプールにとってクロップ監督は適任だという考えも述べている。「彼はファンを受け入れ、ファンは彼をサポートしている。彼がタッチライン際で見せてきた熱意やエネルギー、パーソナリティーによるものだ。両者の組み合わせはぴったりだと思う」と語った。

     クロップ体制で2シーズン目を迎えたリバプールは、プレミアリーグ開幕から4試合で2勝1分け1敗を記録し6位に位置している。今季は欧州の舞台で戦うことはできないが、クロップ監督は国内での戦いでファンの期待に応える結果を出したいところだ。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160914-00010029-footballc-socc

    続きを読む

    このページのトップヘ