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1日、MFヤクブ・ブワシュチコフスキのヴォルフスブルク移籍が発表された。ボルシア・ドルトムントで同選手と長年ともにプレーした現シュトゥットガルトMFケヴィン・グロスクロイツは、現代サッカー界の潮流を批判している。

ドルトムント下部組織出身のグロスクロイツは2002年から7年間アーレンで過ごし、2009年夏に古巣に復帰。ドルトムントではユルゲン・クロップ前監督の下でクバことブワシュチコフスキとともに6年間プレーした。

だが、昨年の夏に就任したトーマス・トゥヘル監督の下では2人とも構想に含まれず、グロスクロイツはガラタサライへと渡り、ブワシュチコフスキはレンタルでフィオレンティーナに加入した。ブワシュチコフスキは結局、8年過ごした古巣に復帰することはなく、ヴォルフスブルクへと放出された。

かつての戦友の移籍を受け、グロスクロイツは自身のインスタグラムに、ブワシュチコフスキの写真を添えながら次のようなコメントを投稿した。

「君にはベストを望む! ファンにしか感謝という気持ちはない! 上手くいかなければ、誰も2度目のチャンスを与えないんだ。残念ながらそういう風になってしまった」

「サッカーは昔のようではなくなっている。現代の金額には嫌気しかないよ。成功と商売だけが大事となっている。君の幸運を祈るよ、クバ」

ドイツ『Transfermarkt.de』によると、ドルトムントはこの夏、移籍市場に1億1375万ユーロとされる額を投じて新選手8人を獲得したとのこと。また総額1億1200万ユーロでブワシュチコフスキを含む4人の選手を売却している。ドルトムントへの思いが人一倍強いグロスクロイツは、大金の動きでより大切なものが失われると考えているようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000037-goal-socc

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