簡単に与えてしまった3点目
昨季レスター・シティのリーグ制覇に大きく貢献したMFエンゴロ・カンテは、今夏にチェルシーへ移籍。今やクロード・マケレレにも匹敵するほどの選手と言われており、世界屈指の潰し屋へと成長した。しかし、24日のアーセナル戦でのパフォーマンスを英『METRO』は批判している。
同メディアが注目したのは、アーセナルMFメスト・エジルが決めた3点目のシーンだ。自陣でボールを拾ったエジルは、背後からチェックにきたカンテを華麗なターンでかわし、ドリブルを開始。前がかりになっていたチェルシーの隙を突いてアーセナルがカウンターを仕掛ける展開となった。
1対1に強いカンテとはいえ、あれほど綺麗なターンをされれば抜かれることもある。しかし、同メディアはその後カンテが全力でエジルを追いかけなかったことに疑問を抱いている。エジルは敵陣をそのままドリブルで突き進み、最後はアレクシス・サンチェスとのパス交換から見事なボレーシュートを決めてみせた。
同メディアは、エジルがペナルティエリア内でサンチェスからの折り返しを受ける時点でカンテはペナルティエリアの中にさえ入っていなかったと指摘。全力ではなくジョギングのような緩い走りだったことを批判している。
エジルもガレス・ベイルやテオ・ウォルコットほど速いわけでもないため、全力で追いかければあれほど簡単にボレーシュートを打たれることはなかったかもしれない。カンテは驚異の運動量と守備能力で今季のチェルシーを支える存在になると期待されたが、今回のプレイは批判の対象となってしまった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00010008-theworld-socc
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