ユヴェントスがナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの獲得に迫っているという。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。

 セリエAを5連覇中のユヴェントスは、スペイン代表FWアルバロ・モラタが今夏の移籍市場でレアル・マドリードへ復帰したこともあり、前線の補強を目指している。そして、昨シーズンのセリエAで36ゴールを挙げ、66年ぶりにリーグ記録を更新したイグアインの獲得に動き出したようだ。

 同紙によると、ユヴェントスはすでにイグアインと年俸750万ユーロ(約8億8000万円)の4年契約で個人合意に至っており、さらにナポリが求める移籍金9450万ユーロ(約110億円)を支払う用意ができている模様。同選手に対してはアーセナルが6000万ユーロ(約70億円)にフランス代表FWオリヴィエ・ジルーを加えたオファーを検討していたようだが、ユヴェントスが獲得に近づいていると報じられている。

 なお、ナポリはユヴェントスに所属するアルゼンチン代表MFロベルト・ペレイラの獲得を望んでおり、両クラブはすでに交渉を行っている。同紙はこれが偶然ではないとし、ユヴェントスがペレイラ(市場評価額は1800万ユーロ=約21億円)を譲渡することでイグアインの獲得に必要な移籍金を引き下げようと画策していると伝えている。また、イタリア紙『トゥットスポルト』などによると、ペレイラのほか、イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ、同MFステファノ・ストゥラーロ、同FWシモーネ・ザザの3人もトレード要員の候補に浮上しているようだ。

 イグアインについて、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は「売却不可能な選手」だと主張しているが、同選手の弟で代理人を務めるニコラス・イグアイン氏が、「我々は率直に言って、契約延長を望んでいない」と契約延長拒否ともとれる発言をしたことで、今夏の退団が有力視されている。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-00468462-soccerk-socc

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