ハリルホジッチ

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    <W杯アジア最終予選:日本1-2UAE>◇B組◇1日◇埼玉

     リオデジャネイロ五輪代表のMF大島僚太(23=川崎F)が痛恨の2失点に絡んだ。W杯最終予選の初戦で、日本代表史上初の国際Aマッチ初出場初先発。
    後半4分に豪快なミドルシュートでゴールを脅かすなど攻撃では持ち味を出したが、
    失点につながるミスを2度犯し「このチームで必要とされているのは守備。球際で負けているし、まだまだだと思った」と反省点を並べた。

     前半18分、ハーフウエーライン付近で出した横パスが弱く、右サイドバックのDF酒井宏に渡らず、失点につながったカウンター攻撃を食らった。
    後半7分にはペナルティーエリア内で3人掛かりでMFハマディを囲んだが、足をかけて倒したと見なされてPKを与えた。
    「PKの場面も僕と真司君(香川)が2人で行ったので、止めなければいけなかった」と悔やんだ。

     ハリルホジッチ監督は、大島について「もう少し期待していた。恥ずかしさを見せる場面があったが、このチョイスは自分の責任」とかばった。
    「取られ方が悪かった」と、猛省のDF吉田は、若きボランチの能力の高さを認めた上で「川崎(F)のようなゆっくりしたテンポでなく、強いパスでゲームをつくる配球をしてほしい」と求めた。

     ハリルホジッチ監督は「彼は伸ばすべきところもある。非難することはできないし勇気づける」と再びチャンスを与えると示唆した。
    「連係面で僕も思うところがあるので、しっかり話し合って擦り合わせたい」と話した大島は経験を糧に、はい上がる覚悟だ。【岩田千代巳】

     ◆大島僚太(おおしま・りょうた)1993年(平5)1月23日、静岡市清水区生まれ。静岡学園中-静岡学園高。高3時に全日本ユース4強。
    大学に進学しサッカーはやめるつもりだったが、練習参加を経て11年に川崎Fに加入。J1リーグ通算116試合5得点。
    14年仁川アジア大会ではU-21日本代表の主将を務めた。6月のキリン杯でA代表初招集。168センチ、64キロ。血液型AB。

    http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1703655.html

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    「前半はスペースがなかった。試合中のポジション修正も必要だった」

    【ロシアW杯アジア最終予選】日本 1-2 UAE/9月1日/埼玉スタジアム2002
     
    UAE戦の香川真司をひと言で表わすなら、「静か」だった。
     
    立ち上がりは、相手の最終ラインと中盤のギャップに位置取り、スルーやダイレクトプレーでゴール前での連係に関与した。
    しかし、UAEの2ボランチ(ハミス・イスマイール、アメル・アブドゥルラフマン)が中央に絞ると、香川へのパス数が激減。

    香川自身が守備網の張られた中央にステイする時間が長かった影響もあるが、
    ジェスチャーを交えてパスを要求しても、思うようにボールが入って来なかった。
     
    攻撃陣のデータ(編集部集計)を掘り下げると、本田圭佑が90分を通して88回のプレー回数(前半42回/後半46回)があったのに対し、
    香川はその半分の44回(前半25回/後半19回)。62分でピッチを後にした清武弘嗣にしても、33回(90分換算では48回)を記録している。
    前半は清武に組み立てを任せ、裏を狙う動きを優先した印象を受けたのも、ボールを受けるプレーを「相手に制限されていた」と見るべきだろう。
      
    パス数に目を向けると、計27回で成功24回と成功率は89%と決して悪くない。
    しかし、本田への配球が7回、清武への配球が5回、CFの岡崎慎司に対しては0回。

    トップ下として前線3枚を上手く生かすことができなかったのが、結果的に大きく響いた
    (本田から香川へのパス成功もわずか3回に終わっており、“阿吽の呼吸”は見られず)。
     
    ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「我々のプレースピードが遅かったことによって、シンジを見つけることができなかった」
    とチーム全体に問題があったと分析するが、当の香川は自分次第でその状況は打開できたはずだと悔やんだ。
     
    「なかなか前半はスペースがなかったので、(自分がボールを)受ける場面が少なかった。
    試合中に動きの変化を入れていかないといけなかったし、ポジションを修正することも必要だったと思います」
     
    引いた相手をどう崩すか。これは最終予選残り9試合でも、重要なテーマになるだろう。

    守りを崩すには、複数人が連動したプレーが不可欠。UAE戦で払った代償を取り戻すためにも、
    9月6日のタイ戦ではトップ下の香川が本来の輝きを放つことを期待したい。
     
    SOCCER DIGEST Web 9月2日(金)6時30分配信
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160902-00018605-sdigestw-socc

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    【最終予選黒星一問一答】ハリル監督「清武と大島選んだのは私の責任」

    ――狙ったサッカーができなかった要因は

    「何人かの選手はプレーするだけのフィジカルではなかった。なぜ選んでしまったのか自分でも疑問だ」

    ――清武と大島については
    「清武にはFWとしてのプレーを望んだが、スピードが遅く背中を見せることが多かった。
    大島はもう少し期待していたが、まだこうした試合で恥ずかしさを見せることがある。ただ、選んだのは私の責任」

    ――2失点目のPKについては
    「あそこは3人でボールを取りに行ったが、あのボールを外に出せないのだから、それが実力ということ」

    ――全体練習が2日しかなかった
    「ミーティングで寝てしまう若手もいた。欧州からの移動で選手は疲労がたまっている」

    2016.9.2 05:03
    http://www.sanspo.com/soccer/news/20160902/jpn16090205030004-n2.html

    初戦を落としたサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は「監督を批判してください」、
    「私のチョイスが悪かった」と自分を責めたが、その一方で「もっと良い選手がいなかった」と本音も漏らした。

    節目がちに会見場に姿を見せた指揮官は、敗戦を「本当にがっかりしています。
    この結果は現実に我々の実力が示された形になりました。受け入れるしかないです」と絞り出した。

    内容の面では「期待された通りのプレーができませんでした。
    ボールをより早く動かして欲しいと要求したんですが、残念ながらそれができていなかった」と振り返った。

    思うように試合を進められなかった理由の一つに「疲労は考えられます」と挙げた。
    30日に合流したばかりの清武弘嗣を左FWに起用せざるを得なかったのも
    「宇佐美も考えていたが、宇佐美も長い間プレーしていなかった。
    武藤も向こうでほとんどプレーしていない」と消去法に近い起用となった。

    股関節の違和感で出遅れた柏木の代役には、A代表初出場となった大島を起用したが
    「スピードアップと前へのパス」という期待していた面は十分に出なかった。

     指揮官は「監督を批判してください。選手を私は守りたいと思います。これが結果です。
    私のチョイスが悪かった。まだたくさんのことをトレーニングしていかないといけないと思います。

    彼らはできる限りのことをやってくれた」と選手をかばった。
    初陣の大島に対しても「私がチョイスをした訳で、私が彼を勇気づける必要がある」とかばった。

    ただ、選手のコンディションが整わない点について「何人の選手はフィジカル的に能力の限界に来ているなと思います」とも漏らした。
    6日のタイ戦へ「もう少し疲労回復が進むと思っています。選手ももう少しプレースピードを上げてくれると思っています。

    守備もファウルをしないように注意しないといけません」、「強い気持ちとよりよい試合ができると信じています。
    タイ戦はより強い気持ちを持って、まずは疲労を回復させて勝利を探しに行く。希望は失っていません」と最後は語気を強めた。

    デイリースポーツ 9月1日(木)22時49分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000118-dal-socc

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    バヒド・ハリルホジッチ監督(64)率いる日本代表が、負けられないW杯アジア最終予選の初戦で、豪華長期合宿で万全の準備を整えた難敵とぶつかる。

    明日9月1日に埼玉スタジアムで対戦するUAE代表が30日、日本に到着した。2カ月にわたる代表合宿で、日本対策を徹底。昨年1月のアジア杯準々決勝でアギーレジャパンを破った実力国が、満を持して日本と対峙(たいじ)する。

     ハリルホジッチ監督は「UAEは国家を挙げてチームをバックアップしている。事前に2カ月も合宿を組んで、この試合に向けて準備をしてきている」と警戒する。W杯アジア最終予選の大事な初戦。UAEは金や時間に糸目をつけず、万全の準備を進めてきた。

     7月10日。スペイン南部ムルシア州の「ラ・マンガ・リゾート」で、UAE代表は早くもキャンプインしていた。屈指の高級リゾート地での合宿は何と、そこから1カ月半も続いた。世界はリオ五輪に沸いていたが、それに構わず黙々と練習を重ねてきた。

     その後、合宿は中国に場所を移し、30日まで続いた。単純に期間が長かっただけではない。全員が国内組なので、常にベストメンバーで戦術練習ができた。

     欧州進出が可能な実力者は少なくない。今夏もスペイン1部エスパニョールが、司令塔のMF、O・アブドゥルラフマン獲得に動いているという情報があった。

     しかしここでも、UAEマネーがモノを言う。各クラブが持つ金銭感覚は、他のどの国とも異なる。代表の主力でもない選手に、10億円前後の移籍金が発生することもあるという。そのため代表メンバーも、年俸など条件のいい国内にとどまる。おかげで他国の代表に比べ、全員が一緒に練習する機会が持ちやすい。

     代表には「日本を最もよく知る指揮官」の薫陶を受ける選手も含まれている。前日本代表監督のアギーレ氏は、現在UAE1部アルワハダで指揮を執り、今回はFWアラクバリら4人がメンバーにいる。日本についての情報をチームで共有している可能性もある。

     国内メディアも日本代表を丸裸にしようと、アギーレ監督に取材攻勢をかけている。国を挙げて取り組む、ハリルジャパン対策。負けられない初戦で、なりふり構わぬ難敵に直面する。【塩畑大輔】

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000014-nksports-socc

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    【No Ball,No Life】

     ロシアW杯アジア最終予選が9月1日からスタートする。大差での勝利が多かった2次予選に比べれば、手に汗握る展開が増えて見応えはあるだろう。

     関係者にとっては、試合の勝敗はもちろんのこと、チケット販売や視聴率などの「商戦」も気になるところ。現状、ハリルホジッチ監督率いる日本代表の視聴率(ビデオリサーチ調べ)は決して高いとはいえない。

     2次予選を見ると、初戦のシンガポール戦が唯一の20%台で、残り7試合はすべて10%台。前回のブラジルW杯では3次予選(今回の2次予選に相当)で20%台を6試合中4度マークした。最終予選では30%台も珍しくなかったザッケローニ体制は、多くの支持を得ていたといえる。

     もっとも、視聴率の問題に関しては、ハリルホジッチ監督の采配やキャラクターに原因があるとは思えない。いまの状況は、2010年南アフリカW杯を目指した第2次岡田ジャパンにどこか似ている。岡田ジャパンは最終予選ですら20%台はたった2度。ドイツW杯を目指したジーコ・ジャパンが最終予選で40%台をたたき出していたのを考えると“暴落”に近い印象を受けた。

     だが、当時の日本サッカー界の状況を振り返ると、大きな期待を背負ったジーコ・ジャパンがドイツW杯で1分け2敗に終わり1次リーグ敗退。さらに、08年北京五輪では反町ジャパンが3連敗で1次リーグ敗退と、国際大会で日本勢の惨敗が続いていた。視聴率が低迷する流れは、岡田ジャパン誕生以前に作られたと考えるのが妥当だ。

     病に倒れたオシム監督から急きょバトンを引き継いだ岡田監督に、視聴率回復のパフォーマンス采配まで期待するのは間違いで、当時は現実路線で勝利を追求するしかない状況だった。これはアギーレ前監督の八百長疑惑による解任からバトンを受けたハリルホジッチ監督も同じ。14年ブラジルW杯、今回のリオデジャネイロ五輪と日本勢の1次リーグ敗退が続いている厳しい状況も、当時と同じである。

     いまの日本は「黄金のカルテット」「自分たちのサッカー」といった看板を掲げ、大衆に夢を提供する状況ではない。むしろ夢を見た“ツケ”を払うとき。それはブラジルW杯で悔しい思いをした選手が一番分かっている。

     視聴率の話はひとまず置き、勝利だけを期待したい。(浅井武)

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000515-sanspo-socc

    【サッカー】<日本代表>W杯アジア最終予選の初陣は超満員!9・1ホームUAE戦のチケットが完売
    http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1472537755/

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    20160830-00010001-sportiva-000-1-view

    W杯アジア最終予選開幕を目前に控え、日本代表の動向が盛んに報じられている現在、なぜこの選手がその場にいないのか、不思議で仕方がない。それほどに、彼がJ1で見せるプレーぶりが“キレッキレ”なのだ。

     横浜F・マリノスの背番号11、MF齋藤学のことである。

     8月27日に行なわれたJ1セカンドステージ第10節、鹿島アントラーズ戦。最終予選開催にともなうリーグ戦中断直前のこの試合、齋藤はピッチ上で誰よりも強い存在感を示し、スタンドの視線を独り占めにした。

     これまで所属クラブになぞらえて、「ハマのメッシ」や「愛媛のメッシ」の異名を取ってきた齋藤だが、この日の齋藤はまさに本家メッシばりの活躍だった。

     身長169cmと小柄な背番号11は、ボールを持って前を向きさえすれば、芝の上を滑るように加速。瞬時にトップスピードに達すると、鋭いドリブルで次々とDFを抜き去り、何度もチャンスを作り出した。

     それでも高速ドリブルだけなら、おそらく鹿島も対応のしようがあったはずだ。きっと脅威は半減していたに違いない。ところが、齋藤はピッチ上を疾駆しながら、止めにくるDFを引きつけたうえで、相手の裏をかくように効果的なスルーパスを何度も通した。

     これには、ファーストステージ王者もお手上げ状態。日本代表でもある鹿島DFの昌子源は「こっちの目線で言えば、やられすぎだけど」と付け加えたうえで、「学くんがスゴかった」と舌を巻いた。

     昌子が脱帽するのも無理はない。2-2で引き分けたこの試合、鹿島の2失点はいずれも齋藤にしてやられたものだった。

     1点目は左サイドでボールを持った齋藤にドリブルで中央にカットインされ、狙いすまして打たれたシュートをゴール前のFW伊藤翔にコースを変えられたもの。そして2点目は、ハーフウェーライン付近でボールを奪われ、齋藤にドリブルで独走されて決められたもの。いずれも齋藤絡みで失点を喫している。

     齋藤は1ゴール1アシスト。試合結果は引き分けでも、齋藤vs鹿島ディフェンスの勝負に限れば、結果は齋藤の完勝だった。昌子は呆れたように苦笑いを浮かべ、こう語った。

    「そんなにやられるかっていうくらい、やられた」

     だが、昌子がそこまで言うのは、齋藤ひとりにすべてをやられたというより、「学くんを意識してやられすぎた」という思いがあるからだ。昌子が続ける。
     
    つづく

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00010001-sportiva-socc&p=1

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    「クライオセラピー」を導入したことが29日、分かった。疲労からの超回復が見込める理学療法の機器で、すでに欧州トップクラスの代表やクラブでは導入されている。かねてバヒド・ハリルホジッチ監督(64)も機器導入を熱望し、ようやく実現した。6大会連続のW杯本大会出場へ、ハリル・ジャパンはあらゆる手段を用いてたどり着く。

     ハリル・ジャパンに心強い“援軍”だ。超回復が見込める全身冷却療法「クライオセラピー」の機器が今合宿から宿舎に導入された。

    代表関係者が明かした。機器は電話ボックス大で重さ約250キロと、アウェー遠征への持ち運びは難しいが、「移動前に実施すればいい」(関係者)と1日のUAE戦後に機器を使用し、2日にアウェーのタイ遠征に飛び立てば、出場した選手の疲労も軽減されそうだ。

     クライオセラピーとは零下150~170度の冷気が充満したドラム缶状の筒の中に2分程度入る。全身冷却することで血管を収縮させ、その後に血管が元に戻ろうとすることで、血流を良くし老廃物などを流し出し、疲労をなくす超回復が見込まれる。

     ハリル監督は「日本代表では初めて。向こう(欧州)のクラブや海外の強豪国はすでにやっていて日本の導入は遅かった。特にフットボールでは」と話している。

    今夏の欧州選手権で優勝したポルトガルや、イタリアなども大会期間中に実施。ポルトガル代表FWのC・ロナウド(Rマドリード)は約500万円で個人購入し、自宅で行っているという。

    ハリル監督は、昨年9月のW杯2次予選中には時差ボケ軽減へ、イヤホンから発せられる光を耳に照射して体内時計をコントロールし、現地時間へ順応しやすくしたものも活用するなど積極的に導入している。

     この日、練習前の円陣で約8分間選手の前で話したハリル監督。「(最終予選は)絶対に失敗は許されない」と選手にハッパをかけた。クライオセラピーは今後も継続して使用する見込み。最終予選突破へ、ハリル・ジャパンは突き進む。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000229-sph-socc

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    日本代表は28日、W杯アジア最終予選初戦UAE戦(9月1日、埼玉)、第2戦タイ戦(同6日、バンコク)に向けて埼玉県内で合宿を開始した。
    6大会連続のW杯出場に向けて重要な2試合となるが、DF長友佑都(29=インテル・ミラノ)が右ふくらはぎ痛、
    DF槙野智章(29=浦和)は右太腿裏肉離れで合宿参加を見送るアクシデントが発生。
    主力とムードメーカーを欠く非常事態に陥った。

    6大会連続のW杯切符を目指すハリルジャパンに逆風が吹いた。
    ホームUAE戦、アウェー・タイ戦に向けた合宿初日。
    長友、槙野の2選手がケガにより合宿参加を見送ることが発表された。
    長友は所属するインテル・ミラノの練習中に右ふくらはぎに痛みを訴えて、28日のパレルモ戦を欠場して帰国を断念。
    右太腿裏肉離れを抱える槙野は回復を期待されてメンバー入りしていたが、最終的には試合に間に合わないと判断され
    「侍魂だけは置いていきます」と勝利を仲間に託した。

    長友は言わずと知れた不動の左サイドバック。
    10年W杯南アフリカ大会、14年W杯ブラジル大会のアジア最終予選も経験しており、精神面でもチームを支える中心的存在だ。
    槙野は最終ラインならどこでもこなす万能タイプ。
    昨年6月の合宿中には本田の誕生日会でハリルホジッチ監督からの指名で一発芸を披露するなどピッチ外での存在感も大きい。
    特に初戦のUAEは昨年1月のアジア杯準々決勝でPK戦の末に苦杯を喫した難敵。
    代役として丸山祐市(FC東京)、遠藤航(浦和)が追加招集されたが、主力とムードメーカー不在がチームに与える影響は計り知れない。

    初日の練習は小雨の降る中で約1時間、ランニング中心のメニューを実施。冒頭には円陣を組みハリルホジッチ監督が約10分、熱弁した。
    「W杯に出場することは簡単ではないが、皆、ロシアのピッチに立って活躍したいと思っているはず。
    そのためにも最終予選を勝ち抜こう。野心を持て」。
    身ぶり手ぶりを交えて必死に声を張り上げる姿に、メンバー2人を入れ替えざるを得なかった焦りが透けて見えた。

    香川は「(長友)佑都は経験あるチームの中心選手。でも(選手の離脱は)最終予選で起こり得ること。
    違う選手が活躍できるように準備することが大切」と強調。西川も「選手が代わっても組織で守れば問題ない。
    ネガティブにならないように」と前を向いた。
    日本はアジア最終予選の初戦で敗れたケースで、過去に一度も本大会切符を獲得できていない。
    絶対に負けられない戦いに向け、波乱含みの船出となった。

    http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/29/kiji/K20160829013252350.html
    2016年8月29日 05:30

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    サッカー日本代表のハリルホジッチ監督は、2016年8月25日、代表メンバー24人を発表したが、持論の選手の体脂肪率についてまたもや言及した。

    これまで「12%以下に」などと数字ばかりを指摘してきたが、この日はポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手をスクリーンに写し、初めて具体的な選手をあげて理想の「選手像」を展開した。

    ■銀400リレーの選手も体脂肪率低い

    ハリルホジッチ監督は15年3月の監督就任以来、しきりに体脂肪率を口にしてきた。やり玉に挙げられた一人が、この日も代表に選ばれた宇佐美貴史選手で、当時、体脂肪率14%台とされ、脂肪を減らすよう指示された。

    この日も監督はこれまで主張してきたことを繰り返し、

    「海外組は全く問題ありません。国内組はですね――就任当初は80%、私の理想から超えていました。いまは10%ですけどね。理想は体脂肪率10%。12%がギリギリですね。
    16%や18%の選手をどう思いますか、みなさん。何かおかしいですよね、絶対おかしいですよね?」

    そしてポルトガル出身のサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウド選手の上半身裸の写真をスクリーンに映し出し、

    「世界一の選手がこうやっているわけですから。まあ何人かの選手はこれを見てくれ。フィジカル的なところでは100%の準備が必要です。ハイレベルではそれがないとプレーできません」

    ロナウド選手の体脂肪率がいくつなのか、監督は言明しなかったが、監督がめざす「理想」の身体であることは会場には伝わった。

    「フィジカル」に話がおよぶ前、監督はリオ五輪陸上400mリレーで銀メダルを獲得した日本チームの組織力にも学ぶべきと力説した。リレーに出場したケンブリッジ飛鳥選手の体脂肪率は4%という。

    「そしてグラウンド上だけじゃないんです、トレーニングは。生活管理はどうでしょう。食べ方はどうなんですか? アルコールはどうなんですか? 何人か飲んでませんか? そしたらここ(お腹)にたまりませんか? バリウムみたいになりますね」

    体脂肪率――すなわち筋肉を準備することの重要性を、監督は強調し続けた。

    J-CASTニュース 8月26日(金)13時28分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000003-jct-ent

    写真
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    ◇W杯最終予選代表24選手発表

    日本協会は25日、W杯アジア最終予選UAE戦(9月1日、埼玉)、タイ戦(同6日、バンコク)に向けた日本代表24選手を発表した。
    バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は当初は構想に入っていたFW金崎夢生(27=鹿島)を所属クラブでの問題行動を理由に無期限で“追放”することを明言。
    和を乱す選手に厳しい態度を示すことで、6大会連続のW杯出場を目指すチームの引き締めを図った。

    規律を重視するハリルホジッチ監督が、問題行動を見過ごすはずがなかった。
    代表発表会見でリストに掲載されていない金崎の名前を自ら切り出し「リストに入っていたが、日本代表の候補があのような態度をとってはいけない。
    彼の態度は私には受け入れ難い。A代表の基準には達していない行動」と痛烈に批判。
    「この先のことは全く考えていない」と無期限で代表から追放する方針を打ち出した。

    問題行動が起きたのは20日の鹿島―湘南戦。
    途中交代にブチ切れた金崎は、石井監督の手をはねのけて握手を拒否。指揮官に怒声を浴びせた。
    試合翌日に謝罪したが、目に余る激高ぶり。
    11年にはU―21日本代表の練習中に柴崎と口論になり、つかみ合いになった過去もある。
    精神的な未熟さがA代表にふさわしくないと判断された。

    金崎は昨年11月12日のシンガポール戦で約5年ぶりに代表復帰。
    W杯アジア2次予選3試合2得点と結果を出していたが、ハリルホジッチ監督はチームの和を重んじた。
    リオ五輪陸上で銀メダルを獲得した男子400メートルリレーを例に出し「米国は1人なら速いが、4人なら日本の方が速かった。
    組織になれば日本は何でもできる」と強調。この哲学が、金崎への厳しい対応につながった。

    初戦の相手UAEは約2カ月に及ぶ合宿を実施中。
    日本は15年1月のアジア杯準々決勝で敗れており油断はできない。
    ハリルホジッチ監督はUAEの合宿に偵察スタッフを派遣して徹底分析。
    欧州組の移動を考慮して、試合を2日に変更することを画策したが、かなわなかった。
    「本当に厳しい戦いが始まる。誰もW杯出場権はくれない。野心を持って取りにいく」。
    ロシア切符を勝ち取るため、妥協は許さない。

    ▽途中交代に握手を拒否 鹿島FW金崎の問題行為 20日の湘南戦で先発した鹿島の金崎だったが、
    0―0のまま迎えた後半25分にFWファブリシオと交代を告げられて激高した。
    ピッチからベンチに戻る際、石井監督との握手を拒否。
    激しい剣幕で指揮官に向かって悪態をつき、その場にいたクラブスタッフに押さえられた。
    クラブは金崎を厳重注意とした。

    ▽リオ五輪の男子4×100メートルリレー 山県、飯塚、桐生、ケンブリッジの順で臨んだ日本は国別のベスト記録で世界歴代3位の37秒60で銀メダルを獲得。
    自己ベストが9秒台の選手は一人もいないが、独自のアンダーハンドパスの技術を磨き、銅メダルだった08年北京五輪以来2大会ぶりのメダルだった。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000140-spnannex-socc
    スポニチアネックス 8月26日(金)5時1分配信

    https://www.youtube.com/watch?v=NyJU0lFIxE8


    交代を命じられ石井監督に怒りをぶつける金崎

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