イタリアのレジェンドであるジョゼ・アルタフィーニ氏は、ユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したMFポール・ポグバのポテンシャルを称賛しながらも、ここ2年間ではさほど成長が見られないと厳しく評している。
2012年にユナイテッドからユヴェントスへ移籍した時点では有望な若手選手の一人に過ぎなかったポグバだが、ユヴェントスでの活躍により世界屈指のMFと評価されるまでに成長。巨額の移籍金で古巣復帰を果たすことになった。
だが、かつてミランやユヴェントスなどで活躍し、セリエA歴代3位の通算得点数を誇るアルタフィーニ氏は、『オムニスポーツ』によるインタビューでポグバについて次のように語っている。
「ポグバは信じられないほどのポテンシャルを持った素晴らしい選手だ。だが彼は過去2シーズンでまったく伸びてはいない。もっと成長することはできるし、成長すると思うが、今の彼は2年前と変わっていない」
「もし私がユヴェントス首脳陣の一員だったとして、1億2000万ユーロのオファーを受けたとすれば、自分の自転車の後ろに乗せてでもポグバをマンチェスターへ送り届けるよ」
ポグバの移籍金はサッカー界の史上最高額を更新することになったが、アルタフィーニ氏は近年のインフレ傾向に苦言を呈した。
「世界で最も偉大な選手でさえ、1500万や2000万ユーロ以上の価値はない。最近は行き過ぎた評価が横行しており、私は同意できないね」
「(山東魯能FWグラツィアーノ・)ペッレのような選手が2年間で4000万ユーロも受け取るのは残念なことだよ。それだけの金額を受け取るなら、彼はリーグ戦でもチャンピオンズリーグでもワールドカップでも優勝すべきだね」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000016-goal-socc
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