名古屋グランパスは23日、小倉隆史GM(ゼネラルマネージャー)兼監督が休養となることを発表した。
小倉氏は、1992年に四日市中央工業高校から名古屋グランパスに入団。その後、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディ、コンサドーレ札幌などでプレーした。2006年に現役を引退し、J1通算166試合出場で34得点を記録している。2015年6月には名古屋のチーム統括部GM補佐に就任していた。
同氏は、今季からGM兼監督に就任することが決定したが、2016明治安田生命J1リーグではファーストステージで14位と低迷。ファーストステージ第11節からセカンドステージ第9節まで、クラブ史上ワーストとなるリーグ戦17試合勝ちなしとなり、セカンドステージは2分9敗の勝ち点2で最下位に沈む。年間順位はJ2降格圏の16位で、15位のヴァンフォーレ甲府とは勝ち点7差をつけられており、降格の危機に瀕している。7月23日には久米一正社長が緊急会見を開き、小倉監督の続投を繰り返し強調していた。
後任には、8月1日に同クラブのアシスタントコーチに就任していたボスコ・ジュロヴスキー氏が就くと発表。ジュロヴスキー氏は1961年生まれの54歳。レッドスター・ベオグラードなど複数クラブで指揮官を歴任し、2008年に名古屋のアシスタントコーチに就任した。当時の指揮官だったドラガン・ストイコヴィッチ監督の下で2010年のJ1リーグ初制覇に貢献し、2013シーズン終了まで名古屋でアシスタントコーチを務めた。翌2014年にはマケドニア代表の指揮官に就任。成績不振のため、2015年4月に解任された。
SOCCER KING 8月23日 16時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00468948-soccerk-socc
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