日本代表

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    「海外組は12人試合に出ていない」と嘆きながらも重用

    日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地イラク戦と敵地オーストラリア戦でACミランFW本田圭佑、
    ドルトムントMF香川真司ら所属先でベンチ要員となっている主軸を招集した。その一方、Jリーグで出場している国内組の招集はFWとMF部門でわずか4選手。
    だが、出番を失っているかつての主軸を継続招集する理由は「外せばメンタルが壊れる」と説明しており、クラブで出番を失った一部選手への過保護な一面を自ら暴露している。

    代表メンバー26人を発表したハリル監督は日本サッカー界の苦境について、会見の冒頭で「海外組は12人試合に出ていない」と嘆いた。
    それでも本田や香川を筆頭に、太田宏介、長友佑都、吉田麻也、長谷部誠、清武弘嗣、宇佐美貴史、武藤嘉紀、岡崎慎司らクラブで先発の座を手にできていないメンバーを招集した。

    「主力が出ていない現状をどう思うか。特に1試合目、コンディションに問題あるならJリーガーを優先するのか」

     こう質問されたハリル監督は、レギュラーで試合に出ている国内組よりも、ベンチを温める海外組を重用する理由を明らかにしている。

    「国内組の話からさせてもらう。毎試合、我々のスタッフが見ている。50人ほどを調査している。その中に選手の入れ替わりもある。そして全員で分析している。
    永木(亮太/鹿島)や齋藤(学/横浜FM)、中村憲剛、大島(僚太)、小林悠(いずれも川崎)という国内組。中島翔哉(FC東京)も好きだ。井手口(陽介/G大阪)もそう。
    こういったところに入れていいか、追跡していこうという選手だ。合宿に毎回若い選手を呼んで、自信を持たせる仕掛けをしている。ただし、良い選手でなければならない」

    国内組のスカウティングも積極的に続けていることを明らかにしながらも、海外組の置かれた環境の熾烈さを強調している。

    「海外との比較だが、香川真司の競争の状況を想像してほしい。ドルトムントは世界でも有数の選手がいる。誰と競争しているか。シュールレとゲッツェだ。
    かなりのハイレベルな選手だ。そしてグループに残り続けるため、先発を取るために狂ったように練習しなければいけない。必死にやらないと簡単に落ちる」

     日本代表の背番号10・香川は、9月のW杯最終予選2試合で不振に陥り、故障も重なってドルトムントで出場機会を得られていない。
    ライバルはドイツ代表FWアンドレ・シュールレ、同MFマリオ・ゲッツェという実力者のみならず、今季新加入で大ブレーク中のポルトガル代表MFラファエル・ゲレーロという逸材もいる。

     また、今季ハノーファーからセビージャに移籍した清武弘嗣についても指揮官は言及。「清武もそうだ。ナスリと競争しなければならない。
    CL(UEFAチャンピオンズリーグ)に出るチームで競争している。先発を取るのは簡単ではない」と、マンチェスター・シティから期限付き移籍で加わったナスリとの争いに触れた。
    ただその一方で、香川と清武には今まで以上の努力を強く求めている。

    「本田や長友、長谷部もそうだ。毎週電話して確認をしている。彼らが出られなかった時に、どのような補足トレーニングが必要かを彼らは把握している」

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160929-00010011-soccermzw-socc


    「先発じゃないのか、さよならとはいかない」

     ワールドクラスのタレントと争う香川に比べれば、本田や長友らは比較的ポジションを確保しやすい状況とも言えるが、
    それでも苦戦を強いられている。そうした影響もあり、個別にトレーニングを命じているという。

    「良い選手なら日本代表に入れる。だが、本田や長谷部よりうまい選手がいるかを見たい、確認したい。今回は本当に問題がたくさん起きすぎている。
    速いスピードのゲームに準備できていなければ、それが問題になる。イラクではテストすることになる。まずは選手の野心が気になる」

     指揮官はこう語った。試合勘を失った本田ら海外組よりもいい選手が見当たらないと力説する一方で、会見の最後に本音を漏らした。

    「本田、岡崎、真司(香川)、清武、先発じゃないのか、さよならとはいかない。
    7年、8年と日本に尽くしてきた選手を外せばメンタルが壊れる。信頼を与えるから、ピッチで見せてくれと。それが私のやり方だ」

     クラブで出番を失い、代表でもお払い箱となってしまえば、主力が正常な精神状態でいられないと危惧しているという本音を指揮官は漏らした。
    厳しい練習と正当な競争原理を選手に突きつけているハリル監督だが、代表の主軸とされてきたメンバーには過保護な方針であることを自ら語る形となった。

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    Football ZONE web 9月29日 16時25分配信

     日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はワールドカップ(W杯)アジア最終予選の
    本拠地イラク戦と敵地オーストラリア戦に、フランス1部メッツに第3GKとして加入し、
    出番のない川島永嗣を“応援団”として招集することを明らかにした。

     都内で記者会見に臨んだハリルホジッチ監督は最初のGKのメンバーを発表した。

    「GK3人です。西川は前回選びました。川島永嗣もここに連れていきたいと思っている。
    エイジはプレーしていないが、プレーしていないのは彼だけではない。我々、海外組が
    たくさんいて、12人ほど先発で出ていない。今回のリストは難しかった」

     昨季浪人生活を経て、スコットランド1部ダンディー・ユナイテッドに加入も
    2部降格という憂き目を見た川島は今季、フランス1部メッツに移籍した。だが、
    クラブが移籍発表時に「第3GKとして獲得」と発表するという異例の加入だった。

     そして、川島はトップレベルでの試合勘を再び失った状態でいる。だが、
    ハリル監督は川島にGKというポジションとは全く別の役割を求めている。
    チームを鼓舞する応援団としてSOSを出した。

    「エイジはメッツというチームの二軍でプレーしている。それでも悪くないはずだ。
    どういう状態かということ、グループの中で特別な役割を担ってもらわなくては
    いけない。発言力があり、チームに良いスピリットをもたらしてくれる。経験もある。
    厳しい戦いに、彼のグループの中での存在感が必要になる。彼がプレーするかは
    別問題だ。経験のある一人で期待している。特にコミュニケーションで、
    励ますところをやってほしい。この2試合、今までよりもメンタルを出さなくては
    いけない。そのためにエイジを呼ぶ」

    浪人生活や二部降格、そして現在、二軍生活という過酷な現実を生きている
    川島の発信力を生かし、周囲を励ます応援団として期待していると語った。


    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160929-00010010-soccermzw-socc

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    ▽GK
    西川周作(浦和)
    東口順昭(G大阪)
    川島永嗣(メス)

    ▽DF
    酒井宏樹(マルセイユ)
    酒井高徳(ハンブルガーSV)
    長友佑都(インテル)
    太田宏介(フィテッセ)
    吉田麻也(サウサンプトン)
    槙野智章(浦和)
    森重真人(FC東京)
    丸山祐市(FC東京)
    植田直通(鹿島)

    ▽MF
    長谷部誠(フランクフルト)
    山口蛍(C大阪)
    柏木陽介(浦和)
    永木亮太(鹿島)
    香川真司(ドルトムント)
    清武弘嗣(セビージャ)
    大島僚太(川崎F)

    ▽FW
    本田圭佑(ミラン)
    小林悠(川崎F)
    宇佐美貴史(アウクスブルク)
    原口元気(ヘルタ・ベルリン)
    岡崎慎司(レスター・シティ)
    武藤嘉紀(マインツ)
    浅野拓磨(シュツットガルト)

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-01631690-gekisaka-socc
    ゲキサカ 9月29日(木)15時16分配信

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    中国メディアの今日頭条はこのほど、日本サッカー界はすでに世界から尊重される力をつけることに成功したと伝え、その力の源は「少年時代から選手を育てる日本の方法」をにあると伝えている。

     記事はまず日本のジュニアユースチームに所属する日本人の子どもたちが上海で中国スーパーリーグを観戦したことを紹介。その際、子どもたちはノートに観戦から得た多くの戦術が書き込まれていたという。ただ試合を観戦するのではなく、盗めることは盗もうとする日本のサッカー少年の貪欲さに、「日中ユースの差はちょっとどころじゃない」と指摘した。

     続けて、日本のユースチームが小学生の段階から「一貫制指導」を採用しており、「コーチは選手個人の成長に合わせてトレーニング内容を変えていく」と説明、さらにユースチームの少年たちの環境は「プロ選手に直接触れる機会もあり、サッカーに打ち込む思いをさらに強く促進する作用がある」と指摘した。

     また記事は、日本の場合は本田圭佑選手のようにユースで伸び悩んでも高校のサッカー部で花を咲かせてプロ選手になるケースもあると紹介。日本には少年少女たちがレベルに応じてサッカーに打ち込む環境があり、こうした環境のもとで日本サッカーは強くなってきたのだと指摘した。

     記事は日本のジュニアユースチームに所属する子どもたちがすでに多くの戦術を観察する力を有していることに驚嘆しているが、これは間違いなく良質な訓練の成果であり、またこの良質な訓練の目標がプロ選手の育成にあることは明らかだ。訓練と明確な目標の設定は一体の関係にあるが、子どものころからプロ選手になるという目標を持たせ、またそのための訓練を施す環境こそ、日本サッカーが近年成長している理由なのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

    http://news.searchina.net/id/1619747?page=1

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    ■サッカー明治安田J1第2ステージ第13節(25日、川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)

    川崎が横浜Mに3-2で競り勝ち、広島を下した首位・浦和とともに年間王者を争うチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。

    川崎はクラブ史上初のCS出場となり、MF中村憲剛(35)は安堵の笑みを浮かべた。

    「第2ステージ優勝と年間1位を目指しているけど、チャンピオンシップの挑戦権を獲得できたのはよかった」

    ホームで臨んだこの日の試合は、後半39分にMF三好が2点目を決めて優位に進めていた。

    だが負傷交代などがあり、ロスタイムは9分。これがドラマのクライマックスタイムとなった。

    立て続けに2点を失い同点に追いつかれたが、日本代表FW小林が値千金の決勝ゴール。

    中村の右CKが起点となった劇的勝利だったが、その本人は「今までの川崎なら勝てていなかった」と興奮気味に振り返った。

    チームは勝ち点「28」で2位に浮上。ボランチとして中村は献身的なプレーで支えているが、ハリル・ジャパンからも期待を受けている。

    日本代表は10月にW杯アジア最終予選のイラク戦(6日・埼玉)、オーストラリア戦(11日・メルボルン)に臨むが、

    初戦UAE戦で黒星スタートとなるなど苦戦中。原因はボランチが機能していないことで、中村の絶妙な“舵取り”ぶりが求められている。

    この日の横浜戦でも、9月の最終予選で代表デビューを果たしたMF大島とWボランチを組み、見事なコンビネーションをみせると、得意のタテパスで何度も決定機を作った。

    中村は日本代表への招集に関しての発言を封印しているが、ハリルホジッチ監督が若手の一番手として期待する大島との好連携を披露し「CS出場権」という結果を出したことで、

    代表復帰への条件が完璧に整った格好。後はベテラン嫌いのハリルホジッチ監督が腹をくくるだけだ。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

    2016.09.27
    http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20160927/soc1609271550001-n1.htm

    SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー発表記者会見のインターネットライブ配信決定
    9月29日(木) 15:00(予定)

    http://www.jfa.jp/news/00011066/

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    「彼には爆発的なスピードがある」(ハリルホジッチ監督)。
     
    縦に抜くのも、カットインするのも、自由自在だ。その突破を止めようと相手が出してきた足を軽やかにかわし、ゴールに向かって突き進む。
    Jリーグで今、横浜の齋藤学ほど、キレまくっているドリブラーは、おそらくいないだろう。
     
    2-3と死闘を演じた先日の川崎戦でも、持ち前の突破力は随所に発揮されていた。ロスタイムには、相手のパスミスをかっさらい、ペナルティエリア内に侵入。
    細かいステップで迫りくるDFとGKの態勢を崩し、最後は伊藤の同点弾をアシストしてみせた。
     
    今年の3月シリーズ(ロシアワールドカップ・アジア2次予選)では、24日のアフガニスタン戦で負傷した小林の離脱に伴い、追加招集された。
    ハリルホジッチ監督は「FWとして真ん中もできるし、サイドもできると思っている。彼には爆発的なスピードがある。
    身長は小さいが、テクニックに関しても問題はない」と評価。しかし、29日のシリア戦にベンチ入りしたものの、出場はなかった。
     
    代表でポジションを争うとすれば、4-3-3の左ウイングだろう。原口、宇佐美、清武らがライバルとなり、
    とりわけ原口はヘルタ・ベルリンでレギュラーの座を掴み、充実のシーズンを送っているだけに“強敵”だ。
     
    原口もドリブル突破を武器としており、いわば齋藤と同タイプである。ただ、原口も齋藤も、左だけでなく右も遜色なくこなすことができる。
    ハリルジャパンの右ウイングは本田の“指定席”だが、その本田は今季、ミランで思うように出場機会を得られていない。
     
    それは宇佐美にしても同様で、試合勘で言えば、本田や宇佐美より、齋藤のほうがはるかにある。
    右ウイングでは小林の存在も無視できないが、それでも齋藤につけ入る隙は十分にあるはずだ。
     
    原口と齋藤。突破力のあるふたりが左右のウイングに名を連ね、両サイドから果敢に仕掛けて、攻撃をリードする。
    特に、大柄な選手が揃うオーストラリア相手には、彼らのスピードと打開力は脅威になるはずで、バイタルエリアでファウルをもらえれば、セットプレーのチャンスも広がる。
     
    遅々として進まない日本代表の世代交代を考えても、原口や清武らロンドン五輪世代のさらなる台頭は必須。26歳の齋藤にかかる期待は、決して小さくない。
     
    取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

    SOCCER DIGEST Web 9月28日(水)12時0分配信
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160928-00019153-sdigestw-socc

    写真
    no title


    動画 スカパー!ハイライト 2016/9/25 J1 2nd第13節 川崎F vs 横浜FM
    http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/video/player/128086

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    根拠1──初戦黒星による精神的なダメージ。

     日本はこのままでロシア・ワールドカップに辿り着けるのか。アジア最終予選の初戦で格下と目されたUAEに逆転負けを喫し、さらに「1998年のフランス大会以降、アジア最終予選で黒星スタートのチームは予選突破の確率が0パーセント」と不吉なデータもあることから、このところハリルジャパンの危機説をあちらこちらで耳にするようになった。
     
     確かに、UAE戦を「たかが10分の1の敗戦」と楽観的に捉えるのは危険だ。2戦目でタイに勝利したが、最終予選において勝点3が必須のホームゲームで引き分けにさえ持ち込めなかったのはやはり痛い。しかも、極めて重要な初戦で──。
     
     なにより懸念されるのは、精神的なダメージだ。勝ち星を重ねて〝貯金した後〞に黒星を喫した過去2大会の最終予選(ブラジル大会の最終予選は6戦目で、南アフリカ大会は最終戦で初黒星)と違って、今回はいきなり借金を背負わされた格好である。
     
     その分余裕がなく、「もう負けられない」というプレッシャーが大きなミスにつながる可能性はある。実際、数多くのチャンスがありながら2ゴールしか奪えなかったタイ戦の決定力不足も、余裕のなさが原因だったと、そんな見方もできなくはない。
     
     おそらく10月シリーズのイラク戦(ホーム)とオーストラリア戦(アウェー)は、「もう負けられない」というプレッシャーとの戦いにもなるはずだ。開幕2連敗で後がないイラクは死に物狂いで挑んでくるだろうし、一方で開幕2連勝のオーストラリアは紛れもなくグループ最大の難敵。強靭なメンタルが求められるこの2試合のうちひとつでも落とすと、日本は崖っぷちに立たされる。
     
     というのも、データで判断するかぎり、過去5大会のアジア最終予選で3敗以上したチームは本選に辿り着いていない。例えば、日韓大会のUAEはアジア地区プレーオフ、ドイツ大会のバーレーンは北中米&カリブ海地区との、南アフリカ大会のバーレーンはオセアニア地区との、ブラジル大会のヨルダンは南米地区との大陸間プレーオフでいずれも敗退。
     
     要するに、今回各グループの3位に入ってプレーオフの出場権を手にしたとしても、本大会への道のりは極めて険しいのだ。アジア勢にとって大陸間プレーオフは鬼門になっているのである。
     
    ●アジア地区プレーオフ(第1戦:17年10月5日 第2戦:17年10月10日)
    最終予選の各組3位の2か国がホーム&アウェー方式で戦う。勝者が大陸間プレーオフに。
    ●大陸間プレーオフ(開催期間:17年11月予定)
    アジア地区プレーオフの勝者が北中米&カリブ海地区の5次予選の4位(アメリカ、パナマ、 ホンジュラス、コスタリカ、メキシコ、トリニダード・トバゴのいずれか)とホーム&アウェーで 戦う。勝者が本大会出場権を獲得。


    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160927-00018953-sdigestw-socc&p=1

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    日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は27日、都内のJFAハウスでスタッフ会議を実施。
    協会関係者によれば、一部スタッフから10月に行われるW杯アジア最終予選
    (6日=イラク戦、11日=オーストラリア戦)の切り札として、ケルンで2戦連続得点中のFW大迫勇也(26)を猛プッシュする声があったことが判明。
    29日に予定される日本代表メンバー発表が注目される。

    議題に上がったのはドイツで爆発中のストライカーだった。この日、日本代表スタッフがJFAハウスに集結。
    29日の日本代表メンバー発表に向けた選考過程で約4時間、意見をぶつけあった。
    関係者によれば、一部スタッフからは「イラク、オーストラリア戦ではセットプレーが鍵になる。
    大迫が必要」との声が上がり、猛プッシュされたという。

    絶好調だ。25日のライプチヒ戦はワントラップで相手DFを置き去りにして2戦連発。
    ポストプレー、体の使い方など万能ぶりには定評があり、13年7月の東アジア杯オーストラリア戦では代表初得点を含む2得点。
    代表では15年6月のW杯アジア2次予選シンガポール戦以来招集がないが、フィジカルが強く、力の拮抗(きっこう)した相手にも実績がある。
    9月はUAE戦で岡崎、タイ戦で浅野を1トップで起用したが、FWの適性なら大迫も負けていない。

    欧州で結果を残しているのも心強い。先週末は本田、香川、岡崎らが軒並み出番なし。
    会議に出席した手倉森コーチによれば、ハリルホジッチ監督は「ドラマチックなことが起きている」と嘆いたという。
    日本協会の霜田技術委員は「新たなマネジメントが必要」と明かす。
    代表期間中に出場時間の乏しい欧州組に負荷をかけたメニューを組むなどコンディションを上げる必要が出てきた。
    ケルンでレギュラーの大迫には無用の心配だ。

    協会関係者によれば、メンバーの人選はほぼ固まったが、まだ一部入れ替えがあり、人数も23人プラスアルファになる可能性が高い。
    新たなFW候補には問題行動で追放処分中の金崎(鹿島)、25日に視察した長沢(G大阪)らもいる。
    手倉森コーチが「(人選に)幅を持たせるような会議」と言えば、霜田技術委員は「最後は監督が自分で考えると言っていた」と明かす。
    自身の進退も懸かる重要な2戦に向けハリル監督が決断を迫られている。

    http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/09/28/kiji/K20160928013434960.html
    2016年9月28日 05:30

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    日本の10番は再起できるのか。ロシアW杯アジア最終予選を戦う日本代表はホームでの初戦UAE戦で敗れるなど、先行きが不安視されている。中でもC大阪出身で日本のエースナンバー10を背負うMF香川真司(27=ドルトムント)は期待されながらも低調なパフォーマンスが続いている。誰もが認める実力を持ちながら、日本代表では真価を発揮できない理由について、元日本代表FW武田修宏氏(49=本紙評論家)が徹底分析した。

     ――昨季ドイツで公式戦13ゴールを挙げた

     武田:香川は技術力も高いし、中盤で常にギャップをつくり出せる存在だから重宝される。チーム戦術的にも仕掛けたり、切り込む役割なので、やることも明確。香川は組織の中で生かされているし、周りも生かすようにプレーしているから、持ち味が出せている。

     ――だが、日本代表では低迷している

     武田:確かに。あんまり活躍はできていないね。結論から言っちゃうと(バヒド)ハリルホジッチ監督(64)の戦い方と香川のスタイルが合っていないんだよ。(前日本代表監督のハビエル)アギーレさん(57)のときも香川は合っていなかったけど、彼のやりたいプレーとチーム戦術がマッチしないから、力を発揮できないってわけ。

     ――代表の戦術が原因ということか

     武田:そもそも日本代表の戦い方、特に攻撃面では「縦に速く」以外の戦術がないからね。攻撃のときに選手個々の役割もないし、最後は個人技に頼っているだけ。誰かが中央に入ったら、サイドに空いたスペースを有効に使うとか、そういう組織やコンビネーションで崩したりする形が全くない。練習でやっていないんだから試合で出せるわけがない。香川だけじゃないけど個人を生かそうとしていない。

     ――それでも攻撃の要のトップ下を務める

     武田:そこも問題なんだよ。敵のマークが厳しい中央の位置でパスを受けるとき、相手やゴールに対して背中を向けていることが多くなるけど、それじゃ香川の良さが出ない。敵陣に切り込むには前を向いている状態でボールをもらうのがベストだし、敵にとって脅威になる。比較的、前向きでプレーできるサイドの方が合うんじゃない?

     ――トップ下はムリということか

     武田:ドルトムントでは、香川の良さも出せるようにチームは組織されているが、日本代表は違うから。それにハリルホジッチ監督が香川をどう生かすか。その方法次第だね。J1広島で活躍するFWピーター・ウタカ(32)も清水時代にはゴールを量産できなかった。移籍して起用法や戦い方が変われば力を発揮できるようになる。例えば、そういうこと。

     ――どうすれば、日本代表で活躍できるか

     武田:日本代表が現状のままなら解決策は2つ。監督が取り組むサッカーに徹し、適応できるようにスタイルを変えること。もう一つは、戦術や周りの選手を無視し、得意なプレーをやり続ける。組織を乱して、スタメンから外されるリスクもあるけど、ゴールという結果を出せば、監督も文句を言わない。そこをどう考えるかは個人の判断になるけどね。

     ――香川自身に問題はないのか。FW本田圭佑(30=ACミラン)との連係はどうか

     武田:メンタルは問題かな。自信を持って、やってほしい。周りの選手に気を使いすぎだし、強引にシュートを打ってもいいよね。代表選手からも実力は認められているんだから「オレにパスを集めろ」ってくらいでもいい。本田とのコンビについてもメディアでいろいろと書かれているけど、まずはチーム戦術の問題。そこは関係ないよ。

     ――ところで、ハリルホジッチ監督と香川の関係をどう見るか

     武田:試合中のベンチ前で監督が「ワーッ」と指示を出していたとき、香川は監督の方を見なかったし、話を聞いていなかった。選手目線で言えば、これは信頼関係がない証拠。香川だけではないけど、試合もうまくいかないし、指揮官と選手たちとの距離を感じる。正直(監督は)長くは持たないんじゃない?

    東スポWeb 9月25日(日)10時22分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000005-tospoweb-socc

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    競争原理を働かせるなら今が〝英断?の時か。

    エースナンバー「10」を背負っているからでもあるだろう。9月のワールドカップ・アジア最終予選で結果を残せなかった香川への風当たりが、以前にも増して強くなっている印象だ。
    果たして、このテクニシャンをスタメンから外すべきなのか? サッカーダイジェストの代表担当4人がジャッジする。
     
    回答1:スタメンから外すべき!

    文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

    低調に終わった9月シリーズの出来が続くようであれば、迷わずベンチに置くべきだろう。
     
    理由は単純明快。香川を〝アンタッチャブル?な存在にしてしまうと、健全な競争原理が働かないからだ。
    最近、知人から「なんで香川は代表だと輝けないの?」と問われる回数が増えた。
    もちろん、過去に輝いた試合がないわけではないが、エースナンバーを背負う男は、すべての人を納得させるパフォーマンスを見せているだろうか? 少なくとも、今の彼はそうではない。
     
    ハリルホジッチ監督は今年3月のメンバー発表の際、「真司にスタメンの座は約束されていない」というニュアンスの発言をしている。
    そのスタンスは貫くべきだし、国を背負って戦う代表の舞台では、ネームバリューや実績ではなく、調子の良い選手、結果を残している選手が優先 的に使われるのが必然だ。
     
    対抗馬として名前が挙がる清武は、 「(香川と)ポジションを争っているつもりはない」と話す一方で、「トップ下でどうプレーするか」にはこだわりを見せている。
    6月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、故障欠場の香川に代わってトップ下に入り、攻撃を牽引した。
    9月のUAE戦のように、トップ下とウイングでふた りを同時起用するのも手だが、もっとライバル関係を煽ってもいいはずだ
    (ウイングは清武ではなく、カットインや裏への抜け出しができる宇佐美や原口がベターだと思う)。
     
    香川は〝ボールプレーヤー?であり、ボールに触れることでリズムを掴む。パスが受けにくいトップ下で起用された場合は、それが難しい。
    もし香川ありきのチーム作りでスタメンにこだわるならば、システムやポジション変更を視野に入れたほうがいい。
     

    回答2:スタメンから外すべき!

    文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
     
    スタメンから「外すべき」としたのは、なにも〝失格?の烙 印を押すという意味ではない。
    ただでさえ、対世界となった時に日本は個の力で見劣りするのだから、彼の 非凡な能力を生かさない手はない。
     
    しかし、本人のコンディションが整わないなかで、闇雲にスタメンで起用し続けるのはいかがなものか。
    提案したいのは〝ジョーカー?としての活用法だ。様々な責任を背 負わすのではなく、短時間でゴールを奪うことだけに集中させる。
    今の日本には切り札と呼べる存在がいないだけに、香川を勝負所まで〝取っておく?意味は大きい。
     
    最近の香川は味方や敵が入り乱れる相手ゴール前で窒息しているかのように映るが、 後半途中からであれば十分にスペースを得られるはずだ。
    相手は日本の10番を警戒してくるだろうし、疲弊している状況で香川がピッチに入ってくるのを目にすれば、それなりのプレッシャーを感じるだろう。
     
    さらに、香川のジョーカー起用で手にできる利点がもうひとつ。それはチーム内の競争を活性化させられる点だ。
    10月6日のイラク戦のトップ下は、セビージャで評価される清武、タイ戦でゴールを決めた原口、Jリーグで優勝争いを演じる川崎を牽引する中村ら、
    コンディションの良い選手を使ってみてはどうか。彼らに起用の目処が立てば、選手層に厚みを持たせられる。
    もし、刺激を受けた香川が途中出場で結果を残せば、失いつつあった自信を取り戻せる可能性だってある。
     
    慎重なハリルホジッチ監督には、相当なギャンブルに思えるかもしれない。
    しかし、グループ内の最大のライバルであるオーストラリアや難敵サウジアラビアと対戦する前に、試す価値はある。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160927-00019110-sdigestw-socc
    SOCCER DIGEST Web 9月27日(火)7時0分配信
    むしろ模索すべきは香川を生かす戦い方だ。

    回答3:スタメンで起用すべき!

    文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
     
    香川と実力的に遜色のない清武をトップ下に起用する手はある。だが、香川ほどのタレントをベ ンチで燻らせるのは得策ではない。
     
    ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦とタイ戦ではゴールもアシストも決められなかったことで、印象を悪くしたのは確かだ。
    「10番なら決定的な仕事をしろ!」と批判されても致し方ない部分はある。
     
    それでも、いくつか決定機に絡んだ事実は見逃せない。
    タイ戦でヘッドを外した場面も、GKとの1対1をモノにできなかったシーンも、フィニッシュの前までの動きは悪くなかった。
    〝あそこにいたから?シュートが打てたわけで、その点は多少なりとも評価していいはずだ。
    かつて内田も、代表の香川についてこう言っていた。「真司の動きを見ている選手が少ない。
    良いタイミングで飛び出しているのに……。少し可哀想な部分はありますね」と。
     
    むしろ模索すべきは香川を生かす戦い方だ。
    例えばウイングには本田や宇佐美以上に球離れがいい選手を起用し、「真司くんとは感覚が似ている」清武を香川の近くに置く。
    ウイングの人選はともかく、インスピレーションが合う香川と清武をインサイドハーフで並べる布陣(4‐1‐4‐1)は試す価値がありそうだ。
    「ボランチが1枚(例えば山口)で大丈夫?」との懸念はあるだろう。
     
    しかし、2ボランチでも守備が安定していないのが現状だ。ならば、ボランチを減らして攻撃に比重をかけてもいいはずである。
    いずれにしても、UAE戦とタイ戦で致命的なミスを犯した長谷部にこのまま依存してもいいのか。
    あのキャプテンシーは大きな魅力だが、今後も代表戦で 同じようなミスが続くなら……。スタメンから外すべきは長谷部だろう。
     

    回答4:スタメンで起用すべき!

    文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
     
    卓越したスキルと豊富な実績は、日本人選手の中ではトップクラス。
    「背番号10」が似合う数少ない選手で、ただ巧いだけでなく、有り余るサッカーセンスに裏打ちされ た〝魅せるプレー?で観客を楽しませてもくれる。
    度重なる決定機逸で非難を浴びているようだが、チャンスにさえ絡めない選手よりはましだ。
    先発から外すほど、不振を極めているとも思えない。
     
    適正は、やはりトップ下だろう。高い攻撃性能は、フィニッシュにもチャンスメイクにも関与できる位置でこそ生きる。
    プレーするエリアは相手ゴールに近く、密度は濃いが、パスを引き出すため、フリーになれるわずかなスペースを見つけようと、頻繁にポジションを修正する。
     
    このオフ・ザ・ボールの動きに、香川の凄みが凝縮されているのではないだろうか。
    パスを受けた後のターン、ワンツー、スルーと、多彩なアイデアで真ん中をこじ開ける術も持つ。
     
    相手からすれば自由にやらせたくない位置で、優れたレシーバー役として機能する。
    脆弱なキープ力を逆手に取った球離れの良さは、「縦への速さ」を重視するハリルジャパンにおいて、攻撃を加速させる要因となる。
    UAE戦は攻撃が中央に偏りすぎていたことが指摘されていたが、個人的には悪くない傾向だと思う。
    敵を引きつけられれば、その分、両サイドが空く。その使い分けに問題があっただけだ。
     
    局面が狭くても、打開できる力がある。
    わずか半歩しか動いていない時もあるが、その微妙なポジショニングを察知して、正確にボールを供給できる味方がいればベストだ。
    その意味では、川崎のパスサッカーで鍛えられている大島は、有力なパートナー候補だろう。

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