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ドイツのサッカー情報ウェブサイト『Transfermarkt.de』は、ブンデスリーガ1部に所属するほぼ全員となる511人の選手たちの市場価格を更新したことを伝えている。選手それぞれのパフォーマンス、将来性、市場効果などが考慮され、ユーザーの意見も取り入れられるこの評価で、ボルシア・ドルトムントMF香川真司が価値を高めた177人のうちに入り、その価格は1600万ユーロとなった。

同ウェブサイトで最も市場価値が高額とされるブンデスリーガ選手は、それぞれ7500万ユーロと評価されるバイエルン・ミュンヘンFWトーマス・ミュラーとロベルト・レヴァンドフスキになった。GKマヌエル・ノイアー、DFダビド・アラバ、ジェローム・ボアテング(各4500万ユーロ)らバイエルン選手8人がトップ10を占めるなか、ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤン(4500万ユーロ)とMFマルコ・ロイス(4000万ユーロ)もランクインした。

今回の更新で、市場価値が最も上昇したのはシャルケの有望株MFレロイ・サネ。その価値は1800万ユーロから3000万ユーロに跳ね上がったとのことだ。これでサネは今夏バイエルンに加入したポルトガル代表の新星、MFレナト・サンチェスと同額となった。一方で、以前3500万ユーロと評価されていたMFマリオ・ゲッツェ(今夏ドルトムントに復帰)は700万ユーロの減少で2800万ユーロと市場価値を大きく下げている。

また今回発表されたランキングで、37位と日本人選手のなかで最上位につけたのはやはり香川だった。前回の更新から200万ユーロ価値を上げ、市場価値は1600万ユーロ(14.3%増)となった。日本人選手では2位、550万ユーロと変動していないマインツFW武藤嘉紀(108位)に大きな差をつけている。

ヘルタ・ベルリンFW原口元気は300万ユーロにとどまり、武藤と同様、変動なし。負傷のため1年以上プレーしておらず、市場価値が600万ユーロから300万ユーロに半減したシャルケDF内田篤人と並んでいる。同じ価格でありながら、原口は179位、内田は201位に入った。

アウクスブルクに加わったFW宇佐美貴史は250万ユーロ(変動なし、210位)と記された。ハンブルガーSVでプレーするDF酒井高徳(33.3%増、264位)とフランクフルトに所属するMF長谷部誠(20%減、266位)のそれぞれの市場価値は200万ユーロと評価され、ケルンFW大迫勇也は175万ユーロ(22.2%減)、279位となっている。

【『Transfermarkt』によるブンデスリーガ1部所属最高市場価値選手】

トーマス・ミュラー(7500万ユーロ→7500万ユーロ)

ロベルト・レヴァンドフスキ(7500万ユーロ→7500万ユーロ)

マヌエル・ノイアー(4500万ユーロ→4500万ユーロ)

ダビド・アラバ(4500万ユーロ→4500万ユーロ)

ピエール=エメリク・オーバメヤン(4500万ユーロ→4500万ユーロ)

ジェローム・ボアテング(4000万ユーロ→4500万ユーロ)

アルトゥーロ・ビダル(3700万ユーロ→4000万ユーロ)

マルコ・ロイス(4500万ユーロ→4000万ユーロ)

マッツ・フンメルス(3800万ユーロ→3800万ユーロ)

ドグラス・コスタ(3500万ユーロ→3500万ユーロ)

【『Transfermarkt』によるブンデスリーガ1部所属日本人選手市場価値】

香川真司(1400万ユーロ→1600万ユーロ)

武藤嘉紀(550万ユーロ→550万ユーロ)

原口元気(300万ユーロ→300万ユーロ)

内田篤人(600万ユーロ→300万ユーロ)

宇佐美貴史(250万ユーロ→250万ユーロ)

酒井高徳(150万ユーロ→200万ユーロ)

長谷部誠(250万ユーロ→200万ユーロ)

大迫勇也(225万ユーロ→175万ユーロ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000013-goal-socc

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