香川真司

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    爆弾事件から4日が経過したドルトムントには、平常を取り戻したような、それでもなんとなくざわついたような、不思議な空気が流れていた。

    入場の際に行なわれる手荷物検査とボディチェックも普段と変わらない。事件翌日の大がかりな警備と、そこから生まれる緊張感はない。だが、事件の犯人は未だ捕まっておらず、動機もわからない中で、うっすらとした不安は消えないままだ。

     そんな中で行なわれたブンデスリーガ第29節、ドルトムント対フランクフルトの一戦は、3-1でドルトムントが勝利を収めた。爆弾事件を抜きにしても、ドルトムントにしてみればチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の2試合に挟まれたこの試合は、心身ともに集中しにくいものがあった。

     さらにこの試合前の時点で首位バイエルンとの勝ち点差は18と、残り6節で逆転は事実上、不可能に。2位ライプツィヒとは8差、3位ホッフェンハイムとは1差なので、ここは来季CLで本戦からスタートできる3位以上を確実にしたいところだが、まだそこまでは気持ちの切り替えができない。

     香川真司はこう説明した。

    「見えない疲れはありましたね、今日も。なかなかモチベーション的にも今の状況は、リーグにおいて(モチベーションの)置きどころもないというのもある。選手はチャンピオンズ(がある)、という意識もあるので、そういうキツさもあった。勝ち切れてよかったです」

     試合は、リーグ戦6試合ぶりに復帰したマルコ・ロイスが3分に先制点を決めて始まった。29分にはマルコ・ファビアンのスーパーゴールで追いつかれたものの、わずか6分後にソクラティスのゴールで勝ち越し。後半さらにもう1点を加えて突き放した。

     香川は3-4-3のトップ下でフル出場。無得点ではあったが、これまでに比べ、ゴール前で仕事をする回数が格段に増え、シュートを3本放つなど中盤よりも前線に近いところでの仕事を意識していることが見て取れた。

    「調子は悪くないですし、安定している。今日はさすがに疲れましたね。特に後半は、チームの勢いがどっと落ちた中で、個人的にはちょっと集中力(が切れがち)だったり、さらにいくという一歩が出なかったり……。また切り替えて、来週はいきたいです」

     この日は事件後、初めて香川が報道陣に言葉を発する機会となった。順延して開催された12日のモナコ戦後はメディア対応が許されず、「ごめん」と謝ることしかできなかった。

    つづく

    webスポルティーバ 4/17(月) 12:04配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170417-00010005-sportiva-socc

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    ブンデスリーガ第28節に行われた“デア・クラシカー”で、ドルトムントがバイエルンに1-4の大敗を喫した。
    今季最多となる4失点を喫した守備もさることながら、とにかく噛み合わなかったのが前線だ。

    バイエルンのちょうど半分となる計9本のシュートを放ったものの、ピエール=エメリク・オーバメヤンのスピードや
    クリスチャン・プリシッチのドリブル突破など個人能力頼みになるケースが多く、最後まで厚みのある攻撃は繰り出せなかった。

    ボール支配率に至っては、まさかの29パーセントだった。

    ほとんど成す術がないまま、王者の軍門に降ったドルトムントにとって痛かったのが、二人のキープレーヤーの負傷欠場だった。
    一人はボールポゼッションの核として機能する司令塔のユリアン・ヴァイグルで、もう一人はバイエルン戦を迎える直前の4試合で崩しの切り札として躍動していた香川真司だ。

    ポゼッション時におけるパスの預け所としても信頼できる両雄を欠いたチームは、まるで中盤をコントロールできず、とりわけ攻撃の連動性を著しく欠いた。
    セントラルMFとして先発したゴンサロ・カストロと、ラファエル・ゲレイロが69分までにピッチを去ったのは偶然ではない。カストロは内転筋のトラブルによる交代だが、普段より精彩を欠いていたのは事実だ。

    デア・クラシカーの欠場で改めて浮き彫りになった香川の重要性は、スタッツを見ても明らか。
    7試合ぶりに先発出場した第24節ヘルタ・ベルリン戦からの4試合で、チームトップとなる12本のキーパスを記録し、こちらも最多の3アシストを決めている。

    第27節のハンブルガーSV戦では数多くのチャンスを作り出しただけでなく、1ゴール・1アシストと目に見える結果も残し、ブンデスリーガ公式サイトの第27節MVPに輝いた。
    攻撃の文字通り牽引車となり、マルコ・ロイスが負傷離脱した穴を補ってあまりある活躍を披露した香川は今夏の退団候補から一転して、主役の座へと返り咲いている。

    香川が“居場所”を取り戻せた理由の一つが、ロイスが第23節のレヴァークーゼン戦で負傷したことだった。
    直後のチャンピオンズリーグ・ベンフィカ戦ではスタメンから外れたものの、前述のヘルタ戦で“ポスト・ロイス”を任されると、ホームで圧倒的な強さを誇る首都の雄を相手に躍動。

    センターサークル付近で3人の相手を手玉に取るドリブル突破(あるドルトムントファンはメッシのファーストネームを持ち出し
    「リオネル・カガワ」とも)を披露すれば、DFライン裏を突く秀逸なラストパスも放ち、第16節のアウクスブルク戦以来となる今季2つ目のアシストを記録したのだ。

    このヘルタ・ベルリン戦でトゥヘル監督からの信頼を取り戻すと、3日後のDFBポカール準々決勝に続き、第25節のインゴルシュタット戦でも先発出場。
    随所にキレのあるパフォーマンスを披露し、ふたたびゴールに絡む仕事もこなしてみせた。

    ウインターブレイク明けでは初となる公式戦3試合連続スタメン出場だっただけに、本人はインゴルシュタット戦後に「連戦続きでとりあえず疲れた」とブログに綴っている。

    >>2以降につづく

    GOAL 4/10(月) 11:55配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00000004-goal-socc

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    20170329-00010024-soccermzw-000-1-view

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170329-00010024-soccermzw-socc

    英地元紙、香川とクロップ監督がリバプールで運命の再会を果たす可能性を報じる

     ドルトムントの日本代表MF香川真司は2018年6月に契約満了となる。その去就問題に注目が集まるなか、英メディアはプレミアリーグ強豪リバプールの来季補強特集を展開。香川はバルセロナの天才司令塔アンドレス・イニエスタ、アーセナルのチリ代表MFアレクシス・サンチェスら世界屈指の名手と並び、堂々の選出。恩師ユルゲン・クロップ監督と運命の再会を果たす可能性が報じられている。

     「ゴールスコアラー、レフトバック、獲得困難な選手たち、リバプールが今夏に安値で獲得できる可能性がある25選手」という補強特集を展開したのは英地元紙「リバプール・エコー」だ。

     法外な移籍金がかからない補強選手をリストアップ。現在セントラルハーフを本職とするイングランド代表MFジェームス・ミルナーがレギュラーを務めている左サイドバックには、PSVのオランダ代表DFジェトロ・ウィレムス、ハル・シティDFアンドリュー・ロバートソン、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショー、ナポリのアルジェリア代表DFファウジ・グラム、ACミランのイタリア代表DFマッティア・デシリオらが候補に挙がっている。

     その一方、「獲得困難」というカテゴリーで数々の世界的な名手が候補に並ぶなか、ここにクロップの愛息子が登場する。「何人かの世界屈指のビッグネームは、この夏に契約問題からこう着状態に陥る可能性がある。リバプールが彼らを獲得する希望はほぼ厳しいが、夢見て何が悪い」と特集では紹介している。

     筆頭に登場するのはパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニだ。

     「ウルグアイ人ストライカーは激アツなゴール記録を誇っている。28試合で27得点を叩き出している。30歳にして、獲得のチャンスはないかもしれない。年俸の要求もあまりに高いが、彼には明確な格というものが存在する」とリストアップされている。

     PSGからはフランス代表MFブラジエ・マテュイディも選ばれた。「そのエネルギーとパスを狙う眼、ピッチの高い位置までボールを運ぶ能力は中盤全域で完璧な補強になる。フランス代表選手は昨夏ユベントス移籍を望んでおり、アンフィールドに迎えるには説得が大変だ」と人気銘柄のダイナモは獲得困難と位置付けた。

     バルサの至宝イニエスタも登場している。「想像してもらいたい。16年間カンプ・ノウで過ごし、今32歳。彼はもしかすると環境変えたいと思うかもしれない。マージーサイド(リバプールを中心都市とする州)が意中の新天地であるということは想像困難だが……」と悲観的に報じた。

     レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコも登場する。「最近、バルセロナ移籍話が浮上しているスペイン代表は、マラガからベルナベウに3000万ユーロ(約36億円)で移籍した時の好調さを取り戻すことができていない。まだ24歳で、彼の格というものは明確だ。前線を大幅に向上させるだろう」としている。

    サンチェスに55億円でオファー?

     そして、アーセナルのエースFWサンチェスの名前も挙がった。「2014年に獲得を失敗しており、リバプールがチリ人にとって理想的な目的地ではなさそうだ。サンチェスはエミレーツで不幸せで、どこに行こうがチームを向上させる存在だ。ユベントスが最有力候補と見られている。もしかすると(オーナーの)ジョン・W・ヘンリーが4000万ポンド(約55億円)でオファーする?」とレポートしている。

     14年にアーセナルとのサンチェス争奪戦で敗れたリバプールだが、2014年にバルセロナに移籍したウルグアイ代表FWルイス・スアレスへのアーセナルからの“どケチオファー”を蒸し返し、オーナーのヘンリー氏がリベンジオファーを出す可能性を指摘している。

     続いてACミランGKジャンルイジ・ドンナルンマが登場。「衝撃的なゴールキーパーだ。わずか18歳のイタリア人はフル代表のメンバー入りを果たしている。キャリア20年目のオーラを漂わせている。ペナルティー(PK)もセーブできるぞ」と、メガクラブが付け狙う若き守護神もリストアップしている。

     リーダー役でバーンリーのイングランド代表DFマイケル・キーン、アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表DFホセ・ヒメネス、アウクスブルクのオーストリア代表DFマルティン・ヒンテレッガーらがリストアップされている。

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    「6大会連続出場に向けて大きく前進」。

    [W杯アジア最終予選] 日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉
     
     FIFAとAFCの公式サイトがそれぞれ、ワールドカップ・アジア最終予選でタイ代表を4-0で葬り去った日本代表を激賞した。

     速報ページで日本戦を伝えたFIFA公式サイトは「結果はきわめて妥当で、日本が盤石の勝利を収めた。
    香川真司のゴールを皮切りに4ゴールをねじ込んだ。
    際立っていたのは2シストに加えて一撃を見舞った久保裕也だ」と称えた。
     
     一方のAFC公式サイトもハリルジャパンの攻撃力を評価。
    「最下位のタイを相手に鮮やかな4-0の勝利を飾り、日本が6大会連続出場に向けて大きく前進。
    容赦ないサムライブルーによって、タイのワールドカップ初出場の希望はかき消された」と報じた。

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170328-00023967-sdigestw-socc

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    Football ZONE web 3/27(月) 22:12配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170327-00010020-soccermzw-socc

    ユナイテッドで27年間指揮のファギー 最終シーズンに契約した選手を英メディア特集
     
    マンチェスター・ユナイテッドで27年間指揮した伝説の名将、アレックス・ファーガソン氏は在任期間中に38個のタイトルを手にし、赤い悪魔の黄金時代を築き上げた。
    2012-13年シーズンのプレミアリーグ優勝を置き土産にオールドトラッフォードを去った偉大なるサーが、最後のシーズンに契約した選手を英メディアが特集した。
    ドルトムントの日本代表FW香川真司のファーガソン政権での活躍ぶりも改めてスポットライトが当てられている。英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」が伝えた。

    ファーガソン氏が在任期間のラスト6番目に契約したのが香川だった。寸評ではユナイテッド1年目の活躍ぶりを高く評価している。

    「ファギーの2012年夏の移籍市場は、シンジ・カガワを当時のドイツのリーグとカップ王者のボルシア・ドルトムントから移籍金1360万ポンド(約19億円)で獲得することで幕を開けた。
    彼はユナイテッドに加入した初めての日本人で、2013年3月23日のプレミアリーグでハットトリックを記録した初めてのアジア人となった。信じられないほど高級なフィニッシュ能力をノーウィッチ・シティ戦で見せつけた」

    いまだにアジア人が成し遂げていないプレミアリーグにおける香川の華麗なハットトリックショーは、英国でインパクトを残していたようだ。

    そして、ファーガソン監督の夢の劇場での最後の花道を飾ったのも小柄なプレーメーカーだった。
    「カガワはサー・ファーガソンの引退前の最後のホーム戦(スウォンジー戦での2-1勝利)でマン・オブ・ザ・マッチに選出された」とレポートしているが、ファーガソン退任が香川にとってユナイテッドにおける運命の分岐点となった。

    英メディアに今季の香川は物足りなく映る
    「しかしながら、モイーズ政権では2013-14年シーズンに30試合出場したにも関わらず、1ゴールを決められなかった。プレーメーカーはそれに伴いユルゲン・クロップのドルトムントに復帰した。
    彼は復帰戦で1得点1アシストの活躍を見せ、そこから99試合で23ゴールを記録している」

    デイビッド・モイーズ元監督のクロスとロングボールを多用する前時代的な戦術にマッチせず、香川はドルトムントに復帰した。
    昨季はピエール=エメリク・オーバメヤン、ヘンリク・ムヒタリアン、マルコ・ロイスと超強力攻撃ユニットを組み、「ファンタスティック4」と呼ばれた香川だが、今季は故障などで苦しいシーズンを過ごしている。

     「今季、28歳(の香川)はブンデスリーガでわずか14試合(うち先発6試合)しか出場していない。ほとんどがウスマン・デンベレとクリスティアン・プリシッチという若手の台頭によるものだ」と指摘されている。
    公式戦3試合連続先発出場で本来のターンの鋭さなどを取り戻したが、英メディアには今季の香川の働きは物足りなく映っているようだ。

    偉大なるサーの「最後の息子」となった香川は、ユナイテッドを離れてもキャリアの軌跡に注目が集まり続けるのかもしれない。

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    1: 動物園φ ★@名無し 2017/03/27(月) 15:04:28.32 ID:CAP_USER9
    Football ZONE web 3/24(金) 19:20配信

    ホームで不発に終わったオマルを地元紙が断罪【写真:Getty Images】

    ホームで完敗したUAE、司令塔オマルも本領発揮できず

     日本代表は23日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦で2-0と勝利を挙げた。UAE地元紙は過去2戦2勝(PK勝ち含む)と優位性を示しながら、ホームでの大一番に敗れ、グループBで日本との勝ち点差は4に広がった。そのなかで両国の差を埋めるための要素として、日本代表のある選手の名前を引き合いに出している。UAE地元紙「ザ・ナショナル」が報じている。

    【写真一覧】美女サポーター特集 あのスター選手の美人妻やガールフレンドも…

     UAEは2016年アジア最優秀選手に選出されたアフロヘアの司令塔、MFオマル・アブドゥルラフマンがハリルジャパンのゾーンディフェンスにより本領を発揮できなかった。

     2015年1月のアジアカップ準々決勝でPK戦の末に日本を倒し、2016年9月のW杯アジア最終予選の初戦でハリルジャパンに黒星をつけたUAEのエースの覚醒こそが、成長の鍵と位置づけている。

    「もしも、 UAEがオマル・アブドゥルラフマンを起爆剤と見なすなら、彼の輝ける才能は珍しいことに物足りないことに気づいた。アジア最優秀選手だが、彼はこの大陸最高の輸出選手、香川真司に押しやられている。かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属したボルシア・ドルトムントのプレーメーカーは、欧州でプロとしてのキャリアを過ごす恩恵を受けている」

    攻撃面で違いを見せられなかったが…

     この試合でインサイドハーフを務めた香川は、守備面では献身的な姿勢を示したものの、背番号10らしい攻撃面での違いを見せることができず、途中交代となっていた。

     だが同紙は、アフロヘアの司令塔に対してドイツで「小さな魔法使い」の異名を与えられている香川を手本にしろ、と主張している。

    「アブドゥルラフマンには常々、国外移籍の話が浮上している。だが、彼はUAE国外で輝ける才能の持ち主であると証明することに苦しんでいる。彼の威厳を示すことはできず、最も目立った貢献と言えば、前半にスパイクの裏を川島に突き立てたことだった。注視すれば分かるが、アブドゥルラフマンが警告を免れたのは幸運だった」

     国内リーグのアル・アインで王様として君臨する天才司令塔が、一皮剥けるには国外移籍しかないと記事では指摘されている。敵地UAE戦で期待された決定的な仕事を果たせなかった香川だが、UAEにはアジア人選手のお手本として評価されているようだ。

    20170324-00010028-soccermzw-000-9-view


    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170324-00010028-soccermzw-socc

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    20160925-00000005-tospoweb-000-2-view

    日本の10番は再起できるのか。ロシアW杯アジア最終予選を戦う日本代表はホームでの初戦UAE戦で敗れるなど、先行きが不安視されている。中でもC大阪出身で日本のエースナンバー10を背負うMF香川真司(27=ドルトムント)は期待されながらも低調なパフォーマンスが続いている。誰もが認める実力を持ちながら、日本代表では真価を発揮できない理由について、元日本代表FW武田修宏氏(49=本紙評論家)が徹底分析した。

     ――昨季ドイツで公式戦13ゴールを挙げた

     武田:香川は技術力も高いし、中盤で常にギャップをつくり出せる存在だから重宝される。チーム戦術的にも仕掛けたり、切り込む役割なので、やることも明確。香川は組織の中で生かされているし、周りも生かすようにプレーしているから、持ち味が出せている。

     ――だが、日本代表では低迷している

     武田:確かに。あんまり活躍はできていないね。結論から言っちゃうと(バヒド)ハリルホジッチ監督(64)の戦い方と香川のスタイルが合っていないんだよ。(前日本代表監督のハビエル)アギーレさん(57)のときも香川は合っていなかったけど、彼のやりたいプレーとチーム戦術がマッチしないから、力を発揮できないってわけ。

     ――代表の戦術が原因ということか

     武田:そもそも日本代表の戦い方、特に攻撃面では「縦に速く」以外の戦術がないからね。攻撃のときに選手個々の役割もないし、最後は個人技に頼っているだけ。誰かが中央に入ったら、サイドに空いたスペースを有効に使うとか、そういう組織やコンビネーションで崩したりする形が全くない。練習でやっていないんだから試合で出せるわけがない。香川だけじゃないけど個人を生かそうとしていない。

     ――それでも攻撃の要のトップ下を務める

     武田:そこも問題なんだよ。敵のマークが厳しい中央の位置でパスを受けるとき、相手やゴールに対して背中を向けていることが多くなるけど、それじゃ香川の良さが出ない。敵陣に切り込むには前を向いている状態でボールをもらうのがベストだし、敵にとって脅威になる。比較的、前向きでプレーできるサイドの方が合うんじゃない?

     ――トップ下はムリということか

     武田:ドルトムントでは、香川の良さも出せるようにチームは組織されているが、日本代表は違うから。それにハリルホジッチ監督が香川をどう生かすか。その方法次第だね。J1広島で活躍するFWピーター・ウタカ(32)も清水時代にはゴールを量産できなかった。移籍して起用法や戦い方が変われば力を発揮できるようになる。例えば、そういうこと。

     ――どうすれば、日本代表で活躍できるか

     武田:日本代表が現状のままなら解決策は2つ。監督が取り組むサッカーに徹し、適応できるようにスタイルを変えること。もう一つは、戦術や周りの選手を無視し、得意なプレーをやり続ける。組織を乱して、スタメンから外されるリスクもあるけど、ゴールという結果を出せば、監督も文句を言わない。そこをどう考えるかは個人の判断になるけどね。

     ――香川自身に問題はないのか。FW本田圭佑(30=ACミラン)との連係はどうか

     武田:メンタルは問題かな。自信を持って、やってほしい。周りの選手に気を使いすぎだし、強引にシュートを打ってもいいよね。代表選手からも実力は認められているんだから「オレにパスを集めろ」ってくらいでもいい。本田とのコンビについてもメディアでいろいろと書かれているけど、まずはチーム戦術の問題。そこは関係ないよ。

     ――ところで、ハリルホジッチ監督と香川の関係をどう見るか

     武田:試合中のベンチ前で監督が「ワーッ」と指示を出していたとき、香川は監督の方を見なかったし、話を聞いていなかった。選手目線で言えば、これは信頼関係がない証拠。香川だけではないけど、試合もうまくいかないし、指揮官と選手たちとの距離を感じる。正直(監督は)長くは持たないんじゃない?

    東スポWeb 9月25日(日)10時22分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000005-tospoweb-socc

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    競争原理を働かせるなら今が〝英断?の時か。

    エースナンバー「10」を背負っているからでもあるだろう。9月のワールドカップ・アジア最終予選で結果を残せなかった香川への風当たりが、以前にも増して強くなっている印象だ。
    果たして、このテクニシャンをスタメンから外すべきなのか? サッカーダイジェストの代表担当4人がジャッジする。
     
    回答1:スタメンから外すべき!

    文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

    低調に終わった9月シリーズの出来が続くようであれば、迷わずベンチに置くべきだろう。
     
    理由は単純明快。香川を〝アンタッチャブル?な存在にしてしまうと、健全な競争原理が働かないからだ。
    最近、知人から「なんで香川は代表だと輝けないの?」と問われる回数が増えた。
    もちろん、過去に輝いた試合がないわけではないが、エースナンバーを背負う男は、すべての人を納得させるパフォーマンスを見せているだろうか? 少なくとも、今の彼はそうではない。
     
    ハリルホジッチ監督は今年3月のメンバー発表の際、「真司にスタメンの座は約束されていない」というニュアンスの発言をしている。
    そのスタンスは貫くべきだし、国を背負って戦う代表の舞台では、ネームバリューや実績ではなく、調子の良い選手、結果を残している選手が優先 的に使われるのが必然だ。
     
    対抗馬として名前が挙がる清武は、 「(香川と)ポジションを争っているつもりはない」と話す一方で、「トップ下でどうプレーするか」にはこだわりを見せている。
    6月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、故障欠場の香川に代わってトップ下に入り、攻撃を牽引した。
    9月のUAE戦のように、トップ下とウイングでふた りを同時起用するのも手だが、もっとライバル関係を煽ってもいいはずだ
    (ウイングは清武ではなく、カットインや裏への抜け出しができる宇佐美や原口がベターだと思う)。
     
    香川は〝ボールプレーヤー?であり、ボールに触れることでリズムを掴む。パスが受けにくいトップ下で起用された場合は、それが難しい。
    もし香川ありきのチーム作りでスタメンにこだわるならば、システムやポジション変更を視野に入れたほうがいい。
     

    回答2:スタメンから外すべき!

    文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
     
    スタメンから「外すべき」としたのは、なにも〝失格?の烙 印を押すという意味ではない。
    ただでさえ、対世界となった時に日本は個の力で見劣りするのだから、彼の 非凡な能力を生かさない手はない。
     
    しかし、本人のコンディションが整わないなかで、闇雲にスタメンで起用し続けるのはいかがなものか。
    提案したいのは〝ジョーカー?としての活用法だ。様々な責任を背 負わすのではなく、短時間でゴールを奪うことだけに集中させる。
    今の日本には切り札と呼べる存在がいないだけに、香川を勝負所まで〝取っておく?意味は大きい。
     
    最近の香川は味方や敵が入り乱れる相手ゴール前で窒息しているかのように映るが、 後半途中からであれば十分にスペースを得られるはずだ。
    相手は日本の10番を警戒してくるだろうし、疲弊している状況で香川がピッチに入ってくるのを目にすれば、それなりのプレッシャーを感じるだろう。
     
    さらに、香川のジョーカー起用で手にできる利点がもうひとつ。それはチーム内の競争を活性化させられる点だ。
    10月6日のイラク戦のトップ下は、セビージャで評価される清武、タイ戦でゴールを決めた原口、Jリーグで優勝争いを演じる川崎を牽引する中村ら、
    コンディションの良い選手を使ってみてはどうか。彼らに起用の目処が立てば、選手層に厚みを持たせられる。
    もし、刺激を受けた香川が途中出場で結果を残せば、失いつつあった自信を取り戻せる可能性だってある。
     
    慎重なハリルホジッチ監督には、相当なギャンブルに思えるかもしれない。
    しかし、グループ内の最大のライバルであるオーストラリアや難敵サウジアラビアと対戦する前に、試す価値はある。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160927-00019110-sdigestw-socc
    SOCCER DIGEST Web 9月27日(火)7時0分配信
    むしろ模索すべきは香川を生かす戦い方だ。

    回答3:スタメンで起用すべき!

    文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
     
    香川と実力的に遜色のない清武をトップ下に起用する手はある。だが、香川ほどのタレントをベ ンチで燻らせるのは得策ではない。
     
    ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦とタイ戦ではゴールもアシストも決められなかったことで、印象を悪くしたのは確かだ。
    「10番なら決定的な仕事をしろ!」と批判されても致し方ない部分はある。
     
    それでも、いくつか決定機に絡んだ事実は見逃せない。
    タイ戦でヘッドを外した場面も、GKとの1対1をモノにできなかったシーンも、フィニッシュの前までの動きは悪くなかった。
    〝あそこにいたから?シュートが打てたわけで、その点は多少なりとも評価していいはずだ。
    かつて内田も、代表の香川についてこう言っていた。「真司の動きを見ている選手が少ない。
    良いタイミングで飛び出しているのに……。少し可哀想な部分はありますね」と。
     
    むしろ模索すべきは香川を生かす戦い方だ。
    例えばウイングには本田や宇佐美以上に球離れがいい選手を起用し、「真司くんとは感覚が似ている」清武を香川の近くに置く。
    ウイングの人選はともかく、インスピレーションが合う香川と清武をインサイドハーフで並べる布陣(4‐1‐4‐1)は試す価値がありそうだ。
    「ボランチが1枚(例えば山口)で大丈夫?」との懸念はあるだろう。
     
    しかし、2ボランチでも守備が安定していないのが現状だ。ならば、ボランチを減らして攻撃に比重をかけてもいいはずである。
    いずれにしても、UAE戦とタイ戦で致命的なミスを犯した長谷部にこのまま依存してもいいのか。
    あのキャプテンシーは大きな魅力だが、今後も代表戦で 同じようなミスが続くなら……。スタメンから外すべきは長谷部だろう。
     

    回答4:スタメンで起用すべき!

    文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
     
    卓越したスキルと豊富な実績は、日本人選手の中ではトップクラス。
    「背番号10」が似合う数少ない選手で、ただ巧いだけでなく、有り余るサッカーセンスに裏打ちされ た〝魅せるプレー?で観客を楽しませてもくれる。
    度重なる決定機逸で非難を浴びているようだが、チャンスにさえ絡めない選手よりはましだ。
    先発から外すほど、不振を極めているとも思えない。
     
    適正は、やはりトップ下だろう。高い攻撃性能は、フィニッシュにもチャンスメイクにも関与できる位置でこそ生きる。
    プレーするエリアは相手ゴールに近く、密度は濃いが、パスを引き出すため、フリーになれるわずかなスペースを見つけようと、頻繁にポジションを修正する。
     
    このオフ・ザ・ボールの動きに、香川の凄みが凝縮されているのではないだろうか。
    パスを受けた後のターン、ワンツー、スルーと、多彩なアイデアで真ん中をこじ開ける術も持つ。
     
    相手からすれば自由にやらせたくない位置で、優れたレシーバー役として機能する。
    脆弱なキープ力を逆手に取った球離れの良さは、「縦への速さ」を重視するハリルジャパンにおいて、攻撃を加速させる要因となる。
    UAE戦は攻撃が中央に偏りすぎていたことが指摘されていたが、個人的には悪くない傾向だと思う。
    敵を引きつけられれば、その分、両サイドが空く。その使い分けに問題があっただけだ。
     
    局面が狭くても、打開できる力がある。
    わずか半歩しか動いていない時もあるが、その微妙なポジショニングを察知して、正確にボールを供給できる味方がいればベストだ。
    その意味では、川崎のパスサッカーで鍛えられている大島は、有力なパートナー候補だろう。

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    ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が現在の心境について語った。24日に自身のブログで伝えている。

    今季は出場機会が激減している香川。公式戦4試合に出場して2得点を決めるも、まだ出場時間は296分間のみ。
    現在公式戦4試合連続でベンチスタートとなっており、リーグ戦では2戦連続で出番がもらえていない状況だ。

    そこで香川は、「ここ数日…」というタイトルでブログを更新。
    そして「ここ数日の思いや心境を皆さんにちゃんと伝えなくてはいけない」と始めると、
    「今までと比べてもすごく激しいポジション争いがあります」と今季に増えたライバルとのポジション争いについて語った。

    香川は、「インサイドハーフのポジションでは、ラファ、マリオ、ゴンソといった選手とのポジション争いがあります」
    とDFラファエル・ゲレイロ、MFマリオ・ゲッツェ、MFゴンサロ・カストロの名を挙げている。

    そして、「本当にみんな良い選手です」とライバルの能力を認める一方で、「ここ数試合出遅れているのは自分の責任だと思っています」
    と代表選で負った足首の捻挫について言及。そして、「負けず嫌いの僕にとっては日々悔しさはあります。
    本当に悔しいです」と出番が少ない現状への悔しさを告げた。

    それでも香川は、「必ずチャンスが来ると信じて、日々トレーニングや準備を行っているので、慌ててはいませんし、
    何よりもチームが勝つために何が出来るかを長いシーズンの中で考えて戦っていきたと思っています」と前向きな気持ちを欠かしていない。

    ドルトムントは27日にチャンピオンズリーグでレアル・マドリーと対戦する。果たして香川は出番がもらえるだろうか。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160925-00010008-footballc-socc
    フットボールチャンネル 9月25日(日)8時20分配信

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    20160920-00010000-sportiva-000-1-view

    香川真司が出遅れている。ドイツ杯1回戦トリール戦、リーグ開幕戦マインツ戦とフル出場したものの、W杯予選をはさんで第2節ライプツィヒ戦はベンチ外。
    続くチャンピオンズリーグ初戦のレギア・ワルシャワ戦ではベンチ入りしながら出場機会はなかった。
    9月17日の第3節ダルムシュタット戦では63分から出場したが、すでに3-0と勝負がついてからの交代だった。試合は6-0とドルトムントが圧勝している。

    昨季までと比較すると出場状況の違いは明らかだ。例えば昨季はユルゲン・クロップからトーマス・トゥヘルに監督が交代し、
    戸惑いを口にしながらも、第14節まではすべて先発出場。後半戦に入り、第18節でベンチ外となった時などは、ドイツメディアもこぞって騒いだものだ。

    香川自身の様子も少々違う。これまでなら先発を外されたり、思い通りのプレーができなかったりすると、試合後にコメントを残さなくなり、
    何か話したとしても口調や表情からは内面の苦悩が“だだ漏れ”だった。だが今季は、こちらが不安になるほどいたって落ち着いている。

    ダルムシュタット戦後もこんな調子だ。
    「いい試合だった……というか、相手もかなり引いていたので失点はないと思ってたし、いい形で先制点がとれた。よかったと思います」

    ライプツィヒ戦の敗戦からすっかり立ち直ったチームについても余裕を持って語る。
    「チャンピオンズリーグの勝ち方がよかったから、それがすごくチームに自信を与えた。あとは新加入の選手が結果を出したので。
    今日もああやって出た選手みんなが点を取っていて、なかなかこんな状況が2試合連続であることはない。
    みんなが均等に点を取ってアシストし合っているので、そういう意味では自然と雰囲気は上がっていくと思います」

    なぜこうまで落ち着いていられるのか。

    ひとつの理由は、試合に出ない原因が明らかになっていることだろう。9月の代表戦後は右足首の打撲の治療と時差を含めてコンディション調整が必要だった。
    レギア・ワルシャワ戦後には「監督と話し合って無理はしないということに……」と、明かしている。

    それでもこれまでの香川であれば、もっと結果を求めて苛立ちを露わにしていたように思う。
    「基本は毎試合、出たい」と、試合数の多いプレミアリーグでプレーしていた時でさえ語っていた。

    >>2につづく

    了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160920-00010000-sportiva-socc


    落ち着ついているもうひとつの理由は一種の自信だろう。

    この日のダルムシュタット戦では、新加入のラファエル・ゲレイロ(22歳)とウスマン・デンベレ(19歳)、昨季から頭角を現わす17歳のクリスチャン・プリシッチといった若手
    とにかくサイドを駆け上がり、守備に奔走し、相手を圧倒した。オーバメヤン、マルコ・ロイス、ミキタリアンのセットが昨季まで見せてきたスピード感に若さをプラスした感じだ。

    「今日見ていても、サイドの若いやつらがとにかく速い。勢いがすごくあるし、これで自信を持たせたらすごい力を発揮すると思う」
    自分とあまりにもタイプが違う選手たちだからなのか、半ば呆れ気味に話しながら、自分のプレーのイメージを膨らました。

    「そういうのも生かしながら、自分もその中でどうやって生きていくか。彼らをどう生かすかがこのチームの形になりつつある。

    ただそのためには、中(中央)が大事ですし、そういうところでテクニックを発揮できるのは、
    マリオ(ゲッツェ)だったり、ゴンツォ(ゴンサロ・カストロ)だったり、そういう選手だと思う。うまく今はバランスが取れていると思います」

    自分の名前をあえてそこに連ねることはしなかったが、スピードのある選手たちを生かすのは、
    ゲッツェやカストロ、そして自分のような技術のある選手たち。自分がいなくては成り立たないという自負をうかがわせた。

    それは27歳になった香川が、大人になったということとも関係があるかもしれない。若い選手たちを見ていて、思うことは多いのだと言う。

    「ベテランって年じゃないと思うんですけど、ただやっぱり18歳、19歳のやつらがいるというのはすごく勉強になる。彼らはポテンシャルがすごく高いので。
    彼らもまだ始まったばかりですが、自分にも19の頃はあったわけですから。これから10年、15年と活躍し続けるほうが大変で、そういう意味では彼らがどうなっていくのかはすごく楽しみです。
    比較的(練習や生活面で)プロフェッショナルな選手が多いので、そういう意味では楽しみな刺激のあるトレーニングをやっています」

    香川が18~20歳の頃といえば、U‐20W杯や北京五輪を経験していた時期にあたる。
    その頃の香川と、すでにドルトムントで活躍し始めている若手とでは違いが大きすぎる。そんな現実も俯瞰で見られる年代に入ったというわけだ。

    とはいえ、本人も言うようにまだベテランという年齢ではない。活躍をするためには何よりポジションを奪い返さなくてはならない。
    連戦によるターンオーバーでの選手起用法が、香川にとっては味方になるだろう。

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